2010/12/28

2010年が終わる前に、絶対に聴いておくべき洋楽5曲

今年ももう終わりということで、1年の締めくくりに、2010年が終わる前に絶対に聴いておくべき5曲を選んでみたいと思います。

1曲目は25周年を記念してリメイクされた、"We Are The World"です。2010年の1月にハイチで大地震があり、被災者たちを支援する目的でレコーディングが行われました。ジョシュ・グローバンやジャネット・ジャクソン、セリーヌ・ディオン、アッシャー、カニエ・ウエストなどなど、挙げればきりが無い豪華メンバーで構成されています。

2010年というより、21世紀に残る名曲となるのではないでしょうか。

We Are The World


2曲目はエミネム ft. リアーナの"Love The Way You Lie"です。

グラミー賞10部門ノミネートにあわせ、今年リリースのアルバム"Recovery"が、2010年で最も売れたアルバムとなるなど、商業的・音楽的にも大成功の1年だったエミネム。8マイル以来の主演映画の撮影も行われているということで、来年も彼から目が離せません。

Love The Way You Lie - Eminem ft. Rihanna


続いて3曲目は、今世界で一番有名な16歳、ジャスティン・ビーバーの"Baby"です。先に紹介した"We Are The World"でもオープニングラインのヴォーカリストを担当しています。twitterのフォロワーも現在600万人、今年の9月にはtwitterの全トラフィックのうち、3%をジャスティン・ビーバーのアカウントが占めていると発表されています。

11月に開催されたアメリカン・ミュージック・アワード2010でも、アーティストオブザイヤー(メインの賞)を受賞していました。史上最年少とのこと。折り紙つきの注目度です

Baby - Justin Bieber ft. Ludacris


4曲目はグラミー賞7部門ノミネート、話題の新人ブルーノ・マーズの"Just The Way You Are"です。Travie McCoyの"Billionaire"やB.o.Bの"Nothin' On You"などのヒット作に立て続けに参加しており、徐々に名をあげていった彼ですが、皮肉にも今年の9月に薬物所持で逮捕されてしまったことで一躍時の人となりました。

2011年の2月(グラミー賞授賞式の1週間前!)に裁判があり、最大で4年の実刑判決を受ける可能性があるという話。どうなるんでしょうか・・・。

Just The Way You Are - Bruno Mars


5曲目はもちろんこれ、レディ・ガガとビヨンセの世紀のコラボシングル"Telephone"です。奇抜な衣装や行動から、一挙手一投足が非常に注目を集めている彼女、ビルボードマガジンの2010ベストアーティストの栄冠にも輝きました。

AUから発売されているAndroidスマートフォン、IS03のCMにも起用されており、日本でも露出が増えた2010年でした。2011年の活動も非常に楽しみです。

ちなみにレディ・ガガはPVも見所満載です。

Telephone - Lady Gaga ft. Beyoncé


その他テイラー・スウィフトやケイティ・ペリー、レディーアンテベラムなどなど、紹介したい人たちは山ほどいるんですが、きりがないのでこのあたりで。

それではみなさま、よいお年を!

2010/12/24

2010年 12月 UKシングルチャート

さて、しばらくヒットチャートから離れていたので、12月25日付のUKシングルチャートをご紹介します。

1. WHEN WE COLLIDE - MATT CARDLE
2. WHAT'S MY NAME - RIHANNA FT DRAKE
3. SURFIN' BIRD - TRASHMEN
4. THE TIME (DIRTY BIT) - BLACK EYED PEAS
5. YOUR SONG - ELLIE GOULDING
6. THE FLOOD - TAKE THAT
7. ONLY GIRL (IN THE WORLD) - RIHANNA
8. MANY OF HORROR - BIFFY CLYRO
9. WHIP MY HAIR - WILLOW
10. HOLD MY HAND - MICHAEL JACKSON FT AKON

1位は初登場、イギリスのオーディション番組"The X Factor"の2010年度優勝者、"Matt Cardle"(マット・カードル)の"WHEN WE COLLIDE"でした。今UK大注目の新人アーティストですね。

WHEN WE COLLIDE - MATT CARDLE


2位はリアーナの"WHAT'S MY NAME"です。リリースは10月なので、既にチャート常連です。アルバム"Loud"からのシングルです。この曲含め、リアーナはトップ10に2曲チャートインしています。

WHAT'S MY NAME - RIHANNA FT DRAKE


4位は日本でも人気のブラックアイドピーズの"THE TIME"でした。先日発売されたアルバム"The Beginning"からのシングルです。アルバムは日本のオリコン洋楽週間ランキングでも2位にランクインしています。

THE TIME (DIRTY BIT) - BLACK EYED PEAS


さて、注目すべきは10位の"HOLD MY HAND"です。マイケル・ジャクソンのコンピレーションアルバム"Michael"の1曲目に収録されている、MJとAkonとのデュエットソングです。最近アメリカでは、レコーディングされた曲がリリース前にインターネットにリークされることが問題になっていて、この曲も2008年に既に流出していました。

今は亡きマイケル・ジャクソンですが、未リリースのレコーディング曲はまだまだ多く、そこからリリースされた1曲でもあります。

Hold My Hand - Michael Jackson ft. Akon


2010/12/21

全米で最も売れたクリスマスアルバム

2007年頃のビルボード誌に、ニールセンサウンドスキャン(日本でいうオリコン)調べの、1991年からのクリスマスソングの収録されたアルバムのランキングが掲載されていました。売り上げ枚数は多少変わりましたが、ランキングはあまり変動していないのでトップのアルバムをご紹介したいと思います。


Miracles: The Holiday Album
Kenny G

1. Winter Wonderland
2. White Christmas
3. Have Yourself A Merry Little Christmas
4. Silent Night
5. Greensleeves
6. Miracles
7. Little Drummer Boy
8. The Chanukah Song
9. Silver Bells
10. Away In A Manger
11. Brahms Lullaby



ランキングトップは2010年11月現在で720万枚以上のセールスをあげている、サキソフォニストであるケニーGの『ミラクルズ』でした。

インストゥルメンタル(ヴォーカルのない音楽)を聴かない方には馴染みがないかもしれませんが、インストで世界で最も売れているミュージシャンがケニーGで、アルバムの総売り上げ枚数7500万枚以上のビッグアーティストです。

このアルバムはそんなケニーGが、誰もが知っているクリスマスソングの定番曲をインストアレンジして収録したものです。

1曲目はそんなスタンダードナンバーから『ウィンターワンダーランド』。1934年に作曲されて以来、数多くのアレンジがなされ、数多くのアーティストにカヴァーされてきた名曲です。

Winter Wonderland - Kenny G


2曲目は『ホワイトクリスマス』です。日本では山下達郎さんがカヴァーしたヴァージョンが一番有名でしょうか。名曲『クリスマス・イブ』のCD2曲目に収録されています。ビング・クロスビーという人が1942年にこの曲を最初にリリースしており、それは歴史上最も売れたシングルとしてギネスワールドレコーズに認定されています。

White Christmas - Kenny G


4曲目は歴史あるクリスマスキャロル、『きよしこの夜』です。この曲は1818年の12月にオーストリアのオーデンドルフの教会で最初に演奏されたと言われており、以来40を超える言語に翻訳され、300以上のアーティスト達によってカヴァーされてきました。

Silent Night - Kenny G


5曲目はイングランドの民謡『グリーンスリーヴス』です。アレンジが効いていて、デイヴ・ブルーベックの"take 5"を彷彿とさせる、お洒落なジャズに仕上がっています。

Greensleaves - Kenny G


その他名曲揃いのアルバムなので、クリスマス時期のBGMとして持っていてはいかがでしょうか。ツタヤとかにも普通にあると思います。

ちなみに、上述のクリスマスアルバムのランキングトップ5は以下の通りです。日本だとマライア・キャリーのアルバムがヒットしていましたね。

1. Miracles: The Holiday Album / Kenny G
2. These Are Special Times / Celine Dion
3. Merry Christmas / Mariah Carey
4. Noël / Josh Groban
5. Christmas in the Aire / Mannheim Steamroller

2010/12/20

1998年 ブリットアワード

1998年のブリット・アワードからは、シングル"Never Ever"でBritish Single、British Videoを受賞した"All Saints"をご紹介します。

Never Ever


All Saints は90年代に大ヒットしたガールズ・グループで、売り上げこそ及びませんが、一時はスパイスガールズと人気を二分していたほどでした。

日本のCMでも彼女たちの曲が使われていたことがあります。"Rock Steady"はクリスタルガイザーのタイアップソングですね。

Rock Steady


3曲目はUKシングルチャート1位獲得、2000年にUKで2番目のセールスを記録したシングル"Pure Shores"です。All Saintsは2001年に一旦解散後、2006年に再結成、2010年にはベストアルバム"Pure Shores: The Very Best of All Saints"をリリースしていますが、そのタイトルソングにもなっているのがこの曲です。

Pure Shores


ちなみに、ベストアルバムは今年の9月リリースでしたが、セールス的にはあまりふるわなかったようで、今後の活躍に期待したいところです。

2010/12/17

1999 ブリットアワード

1999年のブリット・アワードからは、オルタナロックバンドのManic Street Preachers(マニック・ストリート・プリーチャーズ)をご紹介します。ギターのリッチー・エドワーズが失踪したのも有名ですね。

99年のブリット・アワードでは、98年リリースのアルバム"This Is My Truth Tell Me Yours"がBritish Albumを受賞しています。最初にご紹介するのは、アルバムの1曲目に収録されているシングル曲です。

The Everlasting


2曲目は、同アルバムに収録されている、UKシングルチャートで1位を獲得したシングル曲です。マニックスはこの曲で初めてチャート1位を獲得、続くアルバムもチャート1位となり、見事スターダムにのし上がることができました。

If You Tolerate This Your Children Will Be Next


最後は2000年にシングルチャート1位を獲得した曲です。

The Masses Against the Classes


マニックスは日本のロックファンにも人気があり、サマソニやフジロックなどのフェスにも参加したことがあります。また、今年の11月には新木場のSTUDIO COASTでライブを行っていました。

2010/12/13

2000年 ブリット・アワード

2000年のブリット・アワードからは、British male solo artistを受賞したトム・ジョーンズをご紹介します。1963年から活動している、世界で1億枚以上のレコードセールスを誇る超大御所シンガーです。イギリスのフランク・シナトラ的存在です。

トム・ジョーンズの曲で日本で一番有名なのは、It's Not Unusual(邦題:よくあることさ)ではないでしょうか。1965年の曲ですが、現在もCMやテレビ番組のBGMとして使われることが多く、最近だとHONDAのオデッセイのCMで流れていました。

It's Not Unusual - Tom Jones


1999年にカヴァーアルバム"Reload"をリリース、UKチャートで1位を獲得し、British male solo artistを受賞しています。次の曲はアルバム"Reload"から、"Are you gonna go my way"です。レニー・クラヴィッツのカヴァー曲ですね。

Are you gonna go my way - Robbie Williams and Tom Jones


続いて同じアルバムから"Sex Bomb"です。これは2曲入っているオリジナル曲のうちの1曲で、シングルとしてもリリースされ、UKのチャートで3位を獲得しています。フィギュアスケートのプルシェンコがエキシビジョンの時に使ったこともあるそうです。

Sex bomb - Tom Jones


2010/12/12

YouTubeの小技について最低限知っておくべき3つのこと

今回は洋楽とあまり関係ないんですが、いつもお世話になっているYouTubeに関して、知っておくと便利な小技を3つご紹介したいと思います。今更な感じもすごくありますが、キーボードショートカットをさっき知ったので、どうせならと備忘録的にエントリしておきます。

1.動画のリピート再生
YouTube にはリピート機能がないんですが、URLをちょっと変更するだけで簡単にリピート再生することが出来ます。

http://www.youtube.com/watch?v=E46BhMIRujI

だったら

http://www.youtuberepeat.com/watch?v=E46BhMIRujI

みたいに、youtubeの後にrepeatという文字を入れるだけです。これで何度も聴きたい時も、いちいち再生ボタンを押さずにすみます。便利ですね!

2.キーボードでショートカット
実はYouTubeのシークバーは、キーボードの数字キーで操作することができます!

1キーなら10%の位置、2キーなら20%の位置、というように、所定の位置へシークすることが出来るんですね。ちなみに0キーは最初から再生です。

他のサイトに埋め込んである場合は使えないので、上記のリピートサイトやその他埋め込み動画では使えませんが、本家YouTubeでは普通に使えるのでぜひ一度お試しあれ。

3.YouTube の動画ダウンロード
YouTube からの動画ダウンロードサイトはいくつもありますが、おすすめなのは

DL-Video



Vid-DL

でしょうか。ご活用ください。

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参考
YouTubeはキーボードで早送り&巻き戻しできるって知ってました? via GIZMODE
URLにちょろっと細工するだけでYouTubeの動画をリピート再生できる『YouTubeRepeat』が超絶便利だ! via IDEA*IDEA

2010/12/09

2001 ブリット・アワード

2001年のブリット・アワードからは、1999年から2000年、2001年と3年連続でBritish Single・British Videoを受賞したロビー・ウィリアムズをご紹介します。イギリスの大ヒットグループ Take That のメンバーで、ソロとしても非常に成功しています。

Rock DJ - Robbie Williams


1曲目は2001年のBritish Single、"Rock DJ"です。British Videoも受賞しており、なかなか凝ったPVです。Barry Whiteの"It's Ecstasy When You Lay Down Next To Me"という曲をサンプリングしています。2000年にUKで5番目に売れたシングルでした。

She's The One - Robbie Williams


続いては2000年British Single、"She's The One"です。ロビー・ウィリアムズのカヴァーでヒットしたこの曲は、元々は World Party というブリットポップバンドのアルバム曲でした。アルバム自体もあまりヒットはしなかったのですが、ロビー・ウィリアムズがカヴァーしたことで曲自体は大ヒットし、作曲者が後に「俺はラッキーだった」と語っています。

Angels - Robbie Williams


3曲目は1999年British Single受賞の"Angels"です。これはロビー・ウィリアムズのソロデビューアルバム"Life Thru a Lens"からの4枚目のシングルカット曲で、97年と98年にイギリスで最も売れたシングルとなりました。

ジェシカ・シンプソンもカヴァーしています。

2010/12/06

2010年12月 ビルボードアルバムチャート

12月11日付けのビルボードアルバムチャート(Billboard 200)トップ10、12月の洋楽アルバムランキングです。

1. My Beautiful Dark Twisted Fantasy - Kanye West
2. Pink Friday - Nicki Minaj
3. The Gift - Susan Boyle
4. Speak Now - Taylor Swift
5. O Holy Night - Jackie Evancho
6. Loud - Rihanna
7. My Worlds Acoustic - Justin Bieber
8. Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys - My Chemical Romance
9. Libra Scale - Ne-Yo
10. Glee: The Music, The Christmas Album - Soundtrack

今週の1位は初登場、ラッパーのカニエ・ウェストのニューアルバム"My Beautiful Dark Twisted Fantasy"でした。リリース初週で49万枚のセールスを記録、PowerやMonster、Runawayなどのヒットシングルを収録した、カニエ5枚目のスタジオアルバムです。

Kanye West - Power


続く2位はこちらも初登場、トリニダリアン(トリニダード・トバゴ)のhiphopアーティスト、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)のデビューアルバムです。日本ではまだあまり知名度は高くありませんが、今大注目の女性hiphopアーティストです。

Nicki Minaj - Your Love


その他初登場でトップ10入りが、ジャスティン・ビーバーのアルバム"My Worlds Acoustic"、マイケミカルロマンスの"Danger Days: The True Lives Of The Fabulous Killjoys"、Ne-yoの"Libra Scale"でした。

My Worlds Acousticはジャスティン・ビーバーのヒット曲をアコースティックアレンジして収録したリミックスアルバムで、"Baby"なども収録されています。

Justin Bieber - Baby acoustic ver


ジャスティン・ビーバー、新人賞とれるといいですね。

2010/12/03

2010年 第53回グラミー賞 ノミネート&受賞予想

先日、2010年のグラミー賞ノミネートが発表されました。

主要4部門の候補は以下の通りです。

1. Record Of The Year(最優秀レコード賞)
+ Nothin' On You - B.o.B Featuring Bruno Mars
+ Love The Way You Lie - Eminem Featuring Rihanna
+ F*** You - Cee Lo Green
+ Empire State Of Mind - Jay-Z & Alicia Keys
+ Need You Now - Lady Antebellum

2. Album Of The Year(最優秀アルバム賞)
+ The Suburbs - Arcade Fire
+ Recovery - Eminem
+ Need You Now - Lady Antebellum
+ The Fame Monster - Lady Gaga
+ Teenage Dream - Katy Perry

3. Song Of The Year(最優秀楽曲賞)
+ Beg Steal Or Borrow - Ray LaMontagne, songwriter (Ray LaMontagne And The Pariah Dogs)
+ F*** You - Cee Lo Green, Philip Lawrence & Bruno Mars, songwriters (Cee Lo Green)
+ Love The Way You Lie - Alexander Grant, Holly Hafferman & Marshall Mathers, songwriters (Eminem Featuring Rihanna)
+ Need You Now - Dave Haywood, Josh Kear, Charles Kelley & Hillary Scott, songwriters (Lady Antebellum)

4. Best New Artist(最優秀新人賞)
+ Justin Bieber
+ Drake
+ Florence & The Machine
+ Mumford & Sons
+ Esperanza Spalding


さてここからは、2010年のグラミー賞を勝手に予想していきます。まずレコードオブザイヤー。

Empire State of Mind - Jay-Z ft. Alicia Keys


Jay-Zのアルバム"The Blueprint 3"からのシングルで、リリースは2009年の10月です。評論家からも高い評価を受け、デイリーテレグラフでは『クラブポップのアンセムだ』とか、タイムズでは『ニューヨークへの愛あるラブレター』とか言われていたみたいです。アメリカ人の表現の仕方って面白いですね。

続いてアルバムオブザイヤーから

Need You Now - Lady Antebellum


レディ・アンテベラムは2006年から活動しているカントリーミュージックのグループです。2009年には、このアルバムのタイトルソング"Need You Now"で、アカデミー・オブ・カントリーミュージックというアメリカの音楽賞を受賞しています。昨年のグラミー賞でもカントリー部門にノミネートされており、授賞式でライブもしていました。

3つ目のソングオブザイヤーは

Love The Way You Lie - Eminem ft. Rihanna


アルバム"Recovery"からの大ヒットシングルです。2010年11月時点で、USだけでダウンロード数含め370万枚のセールスで、いまだにビルボードのチャート上位にいますね。これでEminemは主要4部門のうち3部門ノミネートです。

ベストニューアーティスト

Justin Bieber - Baby ft. Ludacris


YouTube再生回数4億回のモンスターソングです。新人賞は文句無しでジャスティン・ビーバーでしょう。正直なところ、彼新人だったっけ?という感じすらあります。彼は2010年版のWe Are The Worldでも、最初のヴォーカルを担当していました。

その他のノミネートはこちらで

みなさんは誰が受賞すると予想するでしょうか。

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2011/02/14 追記
予想は全然外れてしまいました・・・。第53回グラミー賞、受賞結果はこちらでどうぞ

2010/12/01

2010年 洋楽カラオケランキング

JOYSOUNDとUGAを運営しているエクシングが、2010年の年間カラオケランキングを特集しているみたいです。気になる洋楽のカラオケランキングはこちら。

1. POKER FACE - LADY GAGA
2. BAD ROMANCE - LADY GAGA
3. We Are The World - USA for AFRICA
4. I Want It That Way - backstreet boys
5. MY HEART WILL GO ON [LOVE THEME FROM`TITANIC'] - CELINE DION
6. I DON'T WANT TO MISS A THING - AEROSMITH
7. PAPARAZZI - LADY GAGA
8. TOP OF THE WORLD - CARPENTERS
9. A WHOLE NEW WORLD - PEABO BRYSON & REGINA BELLE
10. Caramelldansen〈Speedycake Remix〉 - CARAMELL

ほとんど定番の曲ばかりですが、その10曲の中にレディ・ガガが3曲もランクインしています。スマートフォンのCMに起用されたこともあり、今日本で一番売れている洋楽アーティストかもしれません。

POKER FACE - LADY GAGA


1位のPOKER FACEは、噂のauのAndroid携帯『IS-03』のCMのタイアップとして使われていた曲です。エレクトロポップってカラオケでは歌いづらいと思うんですが、すごいですね。

BAD ROMANCE - LADY GAGA


2位もレディ・ガガのシングル"Bad Romance"です。セカンドアルバムである"The Fame Monster"の先行リリースシングルで、ローリングストーン誌が選んだ"2009年最高の25曲"で9位にランクインしています。

PAPARAZZI - LADY GAGA


9位もガガで"Paparazzi"ですね。こちらも名曲です。

その他は毎年ランクインしている定番曲ばかりですが、10位のCaramelldansen(キャラメルダンセン)は昨年あたりから登場しました。この曲はニコニコ動画にアップロードされているMADムービーによく使われている曲のようで、『ウッーウッーウマウマ(゚∀゚)』として有名なんだそうです。全然知りませんでした・・・。

その他のランキングはこちらからどうぞ。
2010年JOYSOUND & UGA 年間総合ランキング

2010/11/29

2002 ブリット・アワード

2002年のブリット・アワードからはBritish group受賞の"Travis"をご紹介します。

Sing


"Sing"は、2001年リリースのアルバム"The Invisible Band"からのシングルです。このアルバムはUKで120万枚を売り上げた他、世界各国でゴールドディスクを獲得するなど、Travisの代表作となっています。

最近はなかなかヒットに恵まれないんですが、Travisのような雰囲気のロックは好きなので、がんばって欲しいところです。同じく"The Invisible Band"から。

Flowers In The Window


最後は"Writing To Reach You"です。これはOASISの"Wonder Wall"をパクった(笑)曲として有名で、歌詞にも『Wonder Wallってなんだ?』というフレーズが出てきます。名曲なのでおすすめです。



2010/11/25

2010年11月 洋楽最新ランキング

2010年11月15日の週の洋楽売り上げランキングです。

1. Like A G6 - Far East Movement
2. Only Girl (In The World) - Rihanna
3. Just A Dream - Nelly
4. F**k You - Cee Lo Green
5. Dynamite - Taio Cruz
6. Just The Way You Are - Bruno Mars
7. We R Who We R - Ke$ha
8. Raise Your Glass - P!nk
9. Bottoms Up - Trey Songz ft. Nicki Minaj
10. The Time (Dirty Bit) - Black Eyed Peas
11. Teenage Dream (Glee Cast Version) - Glee Cast
(Amazon調べ)

1位は今大注目のエレクトロヒップホップアーティスト、"Far East Movement"の"Like A G6"でした。アルバム"Free Wired"からのシングルで、アジア系アメリカ人のグループとしては初のビルボードトップ10入りを果たしています。

Far East Movement - Like A G6


2位はリアーナの"Only Girl (In The World)"でした。11月にリリースされたアルバム"Loud"からの先行シングルで、9月にリリースされてからロングランのヒットとなっています。流行のダンスポップです。

Rihanna - Only Girl (In The World)


3位はNellyの"Just A Dream"でした。こちらも11月に発売されたアルバム"5.0"からの先行シングルで、リリースは8月です。Nellyとしては2005年の"Grillz"以来のチャート上位シングルですね。

Nelly - Just A Dream


さて、今回注目は、惜しくもトップテン圏外となってしまいましたが、"Glee Cast"の"Teenage Dream"です。ケイティ・ペリーのカヴァー曲ですね。今アメリカではFoxチャンネルの"Glee"というミュージカルコメディちっくなドラマがブームになっていて、そのドラマの中で使われた曲です。今大注目のアーティスト(ドラマ?)です。

Glee Cast- Teenage Dream


2010/11/21

Coldplay Viva La Vida 歌詞と和訳とちょっとした解説

今回はColdplayのスマッシュヒットシングル、Viva La Vidaをお届けします。叙述的かつ抽象的な歌詞で、解釈するのも難解ですね。




2010/11/18

2003 ブリット・アワード

2003年のブリット・アワードからは、British breakthrough actを受賞した"Will Young"をご紹介します。

Will Young - You and I


現在は"The X Factor"と名前が変わってしまいましたが、ウィル・ヤングはイギリスのオーディション番組、ポップアイドルの第1回優勝者です。westlifeのカヴァー曲"Evergreen"を収録したファーストシングルは、発売初日で40万枚を売り上げ、初動売り上げとしてはUKのチャートで最も売れたシングルとなりました。

Evergreen


2008年に発表された『21世紀のUKビッグセールス40曲』でも1位を獲得するなど、センセーショナルなシングルでした。"Anything Is Possible"とのダブルA面シングルとなっており、こちらも名曲です。

Anything Is Possible


2010/11/15

2004 ブリット・アワード

2004年のブリット・アワードからは、British female solo artistを受賞した"Dido"(ダイド)を紹介します。彼女はシングル"White Flag"で同年のBritish Singleも受賞しています。

White Flag


UKでは90年代後半に有名になってきていましたが、2000年にエミネムのシングル"Stan"に彼女の曲がサンプリングされ、USやその他の国で一気に有名になりました。

Stan - Eminem


サンプリングされたのは"Thank you"という曲なんですが、それが収録されているアルバム"No Angel"は世界で2000万枚以上のセールスとなりました。原曲のほうもなかなかおすすめです。

Dido - Thank you


2010/11/11

2005 ブリット・アワード

2005年のブリット・アワードからはBritish breakthrough actと、"Hopes and Fears"でBritish albumを受賞したオルタナロックバンド、Keaneをご紹介します。

Keane - Somewhere Only We Know


2004年に"Hopes and Fears"でデビュー、UKアルバムチャートで1位を獲得し、その年のセールス2位を記録。リリースされたスタジオアルバムはどれもチャートで1位と、UKロックのトップシーンを走り続けています。

Keane - Everybody's Changing


キーンは他のロックバンドと違い、リードを担当する楽器がギターではなくピアノになっています。Maroon5も聴きやすいロックですが、キーンがヒットしている理由も聴きやすさにあったりするかもしれません。

2010/11/09

Linkin Park Numb 歌詞と和訳

英語を勉強する一つの方法として、英語の歌を聴いたり歌ったりする、というのがなかなか効果的なんだそうです。というわけで今回は、Linkin ParkのNumbを日本語に訳してみました。




2010/11/06

洋楽で結婚式のBGM その4


 披露宴・二次会で使える洋楽BGM、第四回です。今回は結婚式BGM定番中の定番、Sweetbox のアルバムをご紹介します。

 クラシックの楽曲をサンプリングした、"Everything's Gonna Be Alright"で有名なSweetbox ですが、それ以外にも名曲揃いです。個人的には、パッヘルベルのカノンをサンプリングした"Life is Cool"がお気に入りです。

 トラックリストは以下の通りです。

Disk1
1. Everything's Gonna Be Alright (J.S.バッハ G線上のアリア)
2. For The Lonely (モリコーネ ラ・カリフ-Geo's Remix)
3. Life Is Cool (パッヘルベル カノン)
4. Addicted (ヴィヴァルディ 四季「冬」アレグロ)
5. Cinderella (テレマン トランペットのためのコンチェルト)
6. Here Comes The Sun (J.S.バッハ プレリュード~無伴奏チェロ組曲)
7. Superstar (チャイコフスキー 白鳥の湖)
8. Don't Go Away (アルビノーニのアダージョ)
9. Everything's Gonna Be Alright (Jade's Version)
10. Don't Push Me (ベートーヴェン ピアノソナタ「月光」)
11. Hate Without Frontiers (ペルゴレージ スターバト・マーテル)
12. Sorry (ジェンキンス パラディオ)
13. Sacred (ラベル ボレロ)
14. Everything's Gonna Be Alright [Jade's Version]
15. Human Sarcrifice (フォール パヴァーヌ)
16. Lacrimosa (モーツァルト レクイエム「ラクリモサ」)
17. Somewhere (バッハ/グノー アヴェ・マリア)
18. Crazy (ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」)
19. Liberty (モーツァルト レクイエム「キリエ」)
20. Trying To Be Me (グリーグ ペール=ギュント)
21. Read My Mind (マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ)
22. Miss You (エルガー 威風堂々 第5番)
23. Everything's Gonna Be Alright - Reborn -

Disk2
1. Shout (Let It All Out) ※ティアーズ・フォー・フィアーズのカバー
2. Life Is Cool (Futah Remix)
3. Boyfriend ※映画『ロッキー』のテーマ
4. That Night(ジオフォルテ オーボエのためのコンチェルト)
5. A Whole New World ※ディズニー映画『アラジン』テーマソング
6. real Emotion ※倖田來未が歌った「FINAL FANTASY X-2」テーマソングの英語カバー
7. Bold & Delicious ※浜崎あゆみへ提供した楽曲のセルフ・カバー
8. Pride
9. Everytime (All Grown Up Version)
10. Booyah - Here We Go
11. Crown Of Thorns
12. Over & Over
13. Killing Me D. J.
14. After The Lights
15. Shakalaka
16. Chyna Girl
17. Beautiful
18. The Winner Take It All
19. Every Step
20. Vaya Con Dios
21. Time Of My Life 『After The Lights』
22. Read My Mind - Crystal Edition -

Everything's Gonna Be Alright


Life is Cool


ロッキーのテーマと思わせておいて、実はアレンジがちょっと違う、というような感じで使えたりするので、"Boyfriend"は、二次会の入場曲におすすめです。

Boyfriend


極めつけは"A Whole New World"です。軽快なアレンジが施されているので、これもかなり使いやすいのではないでしょうか。結婚式を控えている方にはかなりおすすめの一枚です。

以前の回はこちらです。

洋楽で結婚式のBGM その3
洋楽で結婚式のBGM その2
洋楽で結婚式のBGM

2010/11/04

2006 ブリット・アワード

ブリット・アワード2006年からお届けするのはColdplayとKaiser Chiefsです。

Coldplay - Speed of Sound


Coldplayは"X&Y"でBritish album、X&Yからのシングル"Speed of Sound"でBritish singleのダブル受賞となりました。Coldplayはジャンル的にはオルタナティヴロックに属するバンドですが、X&Yはエレクトロミュージックの影響を色濃く受けた作品となっており、"Speed of Sound"もそのうちの一つです。

Kaiser Chiefs - Everyday I Love You Less and Less


続いては、British Group受賞のカイザー・チーフスです。ラストン・パーヴァという名前で97年に結成したもののヒットに恵まれず、あげく契約していたレーベルが閉じてしまい、一度目のデビューは失敗に終わってしまいます。

その後、一旦今までの曲を捨ててリセットし、2005年にアルバム"Employment"で再デビューを果たしました。これがUKのアルバムチャートで2位を獲得、その年のセールスで4位を飾るなど大ヒットとなり、ブリット・アワードの受賞となりました。

UK注目のロックバンドです。

2010/11/02

Take That

ブリット・アワーズ2007+2008、今回は2年連続でのBritish single受賞を果たしているTake Thatをご紹介します。

Take That - Patience


テイク・ザットですが、90年に結成して96年に一旦解散するまでに2500万枚のセールスをあげた大ヒットグループで、2005年に再結成されています。
Patienceは、彼らの再結成後最初のアルバム"Beautiful World"からのファーストシングルで、2007年ブリット・アワーズのBest British Singleを受賞しています。

Take That - Shine


同じく"Beautiful World"からのセカンドシングル、Shineです。この曲は2008年のブリット・アワーズBest British Singleです。

2006年の11月にリリースされた"Beautiful World"は、UKだけで400万枚以上のセールスを記録、2006年のセールスが2位、2007年のセールスが4位と、爆発的なヒットを記録しました。

UKのポップミュージックを語る上では外せない一枚です。



2010/10/30

Arctic Monkeys

今回は2007年と2008年のブリットアワードをアーティスト別にご紹介します。初回は、2年連続のBritish group受賞、デビューから僅か数年でイギリスを代表するオルタナロックバンドとなった Arctic Monkeys です。

I Bet You Look Good on the Dancefloor


2007年British album受賞のデビューアルバム"Whatever People Say I Am, That's What I'm Not"は、発売開始1週間で36万枚以上のセールスを記録、「イギリス音楽史で最も早く売れたデビューアルバム」となったそうです。

このアルバムはブリットアワードの他、マーキュリー賞、その他多くのアワードでも賞に輝いており、オルタナ好きは必聴の一枚です。

When the Sun Goes Down


続くセカンドアルバム"Favourite Worst Nightmare"も、2008年のBritish album受賞となりました。こちらは発売1週間で22万枚のセールスを記録しています。
ちなみに、知っている人は少ないと思いますが、日本では本国より5日早く先行リリースされており、17万枚のセールスとなっています。

Brianstorm


日本のロックファンの知名度も高く、2007年のサマーソニックでは大トリをつとめていました。

2010/10/27

2009 ブリット・アワーズ

2009年のブリット・アワーズから紹介するのは、アルバムのプロデューサー含め4部門を受賞した"duffy"です。

Duffy - Mercy



この曲はイントロにBen E. Kingの"Stand By Me"をサンプリングしています。

彼女はウェールズ出身のブルーアイドソウルシンガーです。デビューアルバム"Rockferry"はUKアルバムチャートで1位を獲得しており、160万枚のセールスで2008年にイギリスで最も売れたアルバムとなっています。

このアルバムは、ブリット・アワーズの他、グラミー賞のベストポップヴォーカルアルバムを受賞するなど、世界的なヒットとなりました。

Duffy - Stepping Stone



2010/10/24

2010 ブリット・アワーズ

 おひさしぶりです。4月から約半年にわたり、ビルボード・グラミー賞とアメリカのチャート・アワードを追いかけてきましたが、今回からは所変わってUK、イギリスのチャート・アワードから名曲を紹介していきたいと思います。

 初回は2010年ブリット・アワーズのwinner、JLSから"Beat Again"です。



 JLSは、イギリスで放送されている"The X Factor"というオーディション番組で準優勝した男性グループで、デビューシングルでもある"Beat Again"がいきなりBest British Singleを受賞してしまいました。

 同年のBest British Newcomerも受賞しており、まさにUK期待のニューカマーです。

JLS - One Shot



2010/10/21

2009年 第52回グラミー賞

2009年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲はキングス・オブ・レオンの『Use Somebody』でした。

Use Somebody - Kings of Leon



この曲は、キングス・オブ・レオン4枚目のアルバム『Only by the Night』からのセカンドシングルです。彼らはアメリカのバンドですが、UKをはじめとしたヨーロッパ各国での人気のほうが高いです。オルタナ系のバンドはUKあたりのほうが受けがいいのかもしれません。

2008年リリースの『Only by the Night』もUKで大ヒットを記録しており、2009年のブリットアワードでBest International Albumを受賞しています。

同じく『Only by the Night』から、2009年グラミー賞ロックオブザイヤー『Sex on Fire』をどうぞ。

kings of leon - Sex on fire



2010/10/19

2008年 第51回グラミー賞

2008年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲はロバート・プラント&アリソン・クラウスの『Please Read The Letter』でした。

Please Read The Letter - Robert Plant & Alison Krauss



もとは98年にロバート・プラントがジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリンの人)とリリースしたもので、2008年にアリソン・クラウスを迎えて再レコーディングしたのがこの曲です。

これはアルバム『Raising Sand』からのシングルで、このアルバムが評論家からかなり高い評価を受けており、グラミー賞のレコードオブザイヤーとなったようです。『Raising Sand』はこの年のアルバムオブザイヤーも受賞しています。

アリソン・クラウスは、ブルーグラスの代表的なアーティストで、アルバムのヒットに加えて、彼女の長年のカントリーミュージックへの貢献も、多分に受賞に寄与しているのではないでしょうか。

透き通るようなヴォーカルが魅力的ですね。

When you say nothing at all



2010/10/17

UK music chart 2010年10月

今回はbillboardの10月のチャートをお届けしようと思ったのですが、9月とあまりに代わり映えしないので、UKのシングルチャートをご紹介しようと思います。

1. FORGET YOU - CEE LO GREEN
2. SHAME - ROBBIE WILLIAMS & GARY BARLOW
3. WRITTEN IN THE STARS - TINIE TEMPAH
4. JUST THE WAY YOU ARE (AMAZING) - BRUNO MARS
5. MIAMI 2 IBIZA - SWEDISH HOUSE MAFIA VS TINIE
6. LET THE SUNSHINE - LABRINTH
7. RADIOACTIVE - KINGS OF LEON
8. DYNAMITE - TAIO CRUZ
9. TEENAGE DREAM - KATY PERRY
10. HEARTBEAT - ENRIQUE IGLESIAS/N SCHERZINGER

1位はシーロの『Forget You』でした。Cee Loはアメリカのシンガーで、この曲はビルボードでは『Fuck You』としてチャートインしています。同じ曲ですが、「Fuck」の部分を「Forget」として歌っています。UKのチャートは行儀がいいですね(笑)



2位はロビー・ウィリアムズの『Shame』です。Take Thatのメンバーで、ソロとしても世界で5500万枚以上のセールスを記録している、イギリスで最も人気のあるアーティストです。



3位は10月デビューのTINIE TEMPAH(タイニー・テンパー)『WRITTEN IN THE STARS』です。5位のMIAMI 2 IBIZAにも参加しており、デビューアルバム『DISC-OVERY』は16日週のアルバムチャートで初登場1位を記録しています。



Tinie Tempah、注目の新人ですね。

2010/10/16

2008年グラミー賞

2008年グラミー賞最優秀レコード受賞曲は、エイミー・ワインハウスの『Rehab』でした。

Rehab - Amy Winehouse



Rehabとはリハビリのことで、この歌はエイミー・ワインハウスがアルコール依存のリハビリセンターに行くのを拒否したことについて書かれています。

日本だとこれがグラミー賞というのはちょっと考えづらいですが、アメリカはアルコール依存症が社会問題化しており、生涯の中でアルコール依存に関する問題を抱えるアメリカ人は全体の12%にもなるそうです。

ちなみにこのRehabという曲ですが、小柳ゆきさんがYuki-Kという名義でカヴァーしています。このCDには、ビヨンセの『Listen』のカヴァーも収録されています。



Listen - 小柳ゆき



2010/10/14

2007年グラミー賞

2007年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、ディクシーチックスの『Not Ready To Make Nice』でした。

Not Ready To Make Nice - Dixie Chicks



この曲は、彼女たちの7枚目のアルバム『Taking the Long Way』からのシングルです。

メンバーのメインズは、アメリカによる2003年のイラク侵攻10日前のロンドンでのライブで、「私たちは、こんな戦争・暴力は望んでいない。ブッシュがテキサス出身であることを恥じている。(ディクシーチックスもテキサス出身)」と発言しており、これが大きく物議を醸しました。

これによりディクシーチックスの曲はアメリカのラジオ局での放送を禁止されることになりました。『Taking the Long Way』は、事件後に発売された最初のアルバムになります。

アルバムのテーマもその一連の事件についてであり、グラミー賞の受賞につながったのではないでしょうか。

"we don't want this war, this violence, and we're ashamed that the President of the United States (George W. Bush) is from Texas"


2010/10/12

2006年グラミー賞

2006年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、グリーンデイの『Boulevard Of Broken Dreams』でした。

Boulevard Of Broken Dreams - Green Day



この曲はグリーンデイの代表作『American Idiot』からのセカンドシングルで、2百万枚以上の売り上げを記録したヒット作です。

『American Idiot』は、アルバムを通して『ジーザス・オブ・サバービア』という名前のキャラクターが描かれており、この『Boulevard of Broken Dreams』も彼の視点から書かれたものです。

人気も非常に高く、ローリングストーン誌の2009年の読者投票では、『直近10年のシングル曲』ランキングで見事1位を獲得しています。

ちなみに、数あるグリーンデイの名曲の中でも評価の高いこの曲ですが、オアシスのノエルからは酷評されています。

They should have the decency to wait until I am dead [before stealing my songs]. I, at least, pay the people I steal from that courtesy
Noel Gallagher


「パクるなら礼儀をわきまえて、俺が死んでからにしろ」というようなことらしいです。さすがノエルですね。

2010/10/11

2005年グラミー賞

2005年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、レイ・チャールズ&ノラ・ジョーンズの『Here We Go Again』でした。

Here We go Again - Ray Charles & Norah Jones



2003年の『Don't Know Why』に続き、ノラ・ジョーンズは2度目のレコードオブザイヤーです。ただ、2004年の6月にレイ・チャールズが亡くなっており、彼はこの年、アルバムオブザイヤーを含め計8部門を受賞しているので、ノラ・ジョーンズの受賞というよりは、レイ・チャールズの受賞と言ったほうが正しいでしょう。

この年、アルバムオブザイヤーを受賞した『Genius Loves Company』は、彼が生前にレコーディングを行った最後のスタジオアルバムです。内容も、ポップスからR&Bやカントリーミュージック、ブルースなど様々なジャンルの曲を、多くのゲストミュージシャンを迎えてレコーディングしたもので、彼のエッセンスが多分に詰ったアルバムとなっています。

ft エルトン・ジョンの曲もなかなかよいです。

Sorry Seems to Be the Hardest Word



2010/10/09

2004年グラミー賞

2004年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、イギリスのロックバンド、コールドプレイの『Clocks』でした。

Clocks - Coldplay



セールスこそそこまで伸びなかったこの曲ですが、2003年の間に様々なテレビ番組やCMなどで使用され、それに加えて批評家たちの評価もあってグラミー賞のレコードオブザイヤー受賞となりました。

ドラマ『ER』で使われたり、映画『コンフィデンス』のエンディング曲として使われたり、映画『ピーターパン』のトレーラー(紹介ムービー)なんかでも使われていたそうです。

コールドプレイはこれも名曲だと思います。

Viva la Vida - Coldplay



2010/10/08

2003年グラミー賞

2003年グラミー賞最優秀レコード受賞曲はノラ・ジョーンズの『Don't Know Why』でした。

Don't Know Why - Norah Jones



デビューアルバム『Come Away with Me』からのセカンドシングルです。

2003年のグラミー賞はノラ・ジョーンズの年と言っても過言ではないくらい受賞っぷりで、主要4部門(最優秀レコード賞・最優秀楽曲賞・最優秀アルバム賞・最優秀新人賞)含め、最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス賞他、計8部門の受賞を果たしています。

『Come Away with Me』は全世界で2千万枚以上を売り上げ、ノラ・ジョーンズはデビュー直後から一躍スターダムに上り詰めました。

成功を嬉しく思っていた一方、グラミー賞を席巻してしまったことについてはあまりよく思っていないようで、CBSのインタビューで『他人の誕生日パーティーで、そこにあったケーキを全部食べてしまった気分だ』と語っています。

I felt like I went to somebody else's birthday party and I ate all their cake. Without anybody else getting a piece. That's how I felt.
     Norah Jones


ジャズなのかソウルなのかフュージョンなのか、ジャンルはよくわかりませんが癒し系なサウンドが魅力的です。

2010/10/07

2002年グラミー賞

2002年グラミー賞最優秀レコード受賞曲は、U2『Walk On』でした。昨年の『Beautiful Day』に続き、U2が2年連続の受賞です。



この曲は去年の受賞曲『Beautiful Day』と同様『All That You Can't Leave Behind』の収録曲で、同じアルバムから連続でのグラミー賞受賞は初めてなんだそうです。

ミャンマーの平和運動の指導者であるアウンサンスーチーさんについてを歌ったもので、歌詞も彼女の活動に捧げるアンセムとして書かれています。

歌詞の中に『all that you can't leave behind』という言葉も出てくるので、実質アルバムのタイトルソングとも言えるのではないでしょうか。

And love is not the easy thing
The only baggage that you can bring...
And love is not the easy thing...
The only baggage you can bring
Is all that you can't leave behind

And if the darkness is to keep us apart
And if the daylight feels like it's a long way off
And if your glass heart should crack
And for a second you turn back
Oh no, be strong

Walk on, walk on
What you got they can't steal it
No they can't even feel it
Walk on, walk on...
Stay safe tonight
     from Walk On by U2


2010/10/06

2001年グラミー賞

2001年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、U2の『Beautiful Day』でした。

Beautiful Day - U2



U2の代表作である、アルバム『All That You Can't Leave Behind』からのシングルです。主要部門では、最優秀レコードの他に最優秀楽曲賞も受賞しています。

政治や宗教、社会問題などを歌詞にすることが多かったU2の曲ですが、ボノはこの曲について「全てを失って、それでも楽しむことを見つけた男を歌った」と語っています。

ちなみに僕は、U2の中ではこの曲が一番好きです。

With Or Without You



名曲ですね。

2010/10/04

2000年グラミー賞

2000年代最初のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、サンタナの『Smooth』でした。ロブ・トーマスがフィーチャリングで参加しています。

Smooth - Santana feat Rob Thomas



この曲は、サンタナのマッシヴヒットアルバム『Supernatural』からのシングルで、最優秀レコード賞の他、最優秀楽曲賞も受賞しています。アワードという意味ではアルバムが記録的で、最優秀アルバム賞他、ラテングラミー賞の主要部門などなど、併せて9個のグラミー賞を獲得しています。

またビルボードマガジンでは、50年のシングルチャートの歴史の中で2位にランキングされており、ロックソングとしては1位にランキングされています。

ちなみに1位はChubby Checkerの歌う『The Twist』という曲です。



2010/10/02

洋楽で結婚式のBGM その3

披露宴・二次会で使える洋楽、第三弾をお届けします。よく披露宴で使える曲を相談されたりするんですが、その際にとても人気が高いのが今回紹介するアルバムです。

Winter/Reflections - BOYZ II MEN


Disk1
1. I've been searchin'
2. WILL
3. Flowers Bloom
4. Snow White
5. song for you
6. WiLL -A・Cappella-

Disk2
1. ~This Christmas
2. Little Drummer Boy
3. Merry Christmas Darling
4. Oh,Come Oh,Come Emmanuel
5. God Rest Ye Merry Gentlemen
6. What Child Is This
7. The Christmas Song
8. This Christmas-A・Cappella-

ご存知 BOYZ II MEN による、邦楽・洋楽ソングのカヴァーアルバムです。Disk1は邦楽、Disk2は洋楽という構成になっており、Disk1は披露宴ソングとしても本当におすすめです。

説明はぬきにして、とりあえず聞いていただければ良さが伝わると思います。

Will



テレビドラマ『天体観測』の主題歌だった、中島美嘉さんのシングル『Will』のカヴァーです。原曲をそもそも好きという人も多いので、この曲は本当に人気が高く、聞かせた人はだいたい使ってくれます。みなさんもどうですか?

snow white



これは桑田佳祐さんの『白い恋人達』のカヴァーです。冬に結婚式がある場合以外は使いづらいんですが、冬ならかなりおすすめです。

以前紹介した曲はこちらにあります。

結婚式洋楽BGMその2
結婚式洋楽BGMその1

ちなみに、残念ながら今回紹介したアルバムは廃盤となっています。AmazonやITMSにはあるので、興味のある方はどうぞ。1曲づつでも買えるので、ITMSのほうが便利かもしれません。



Winter

2010/10/01

1998年の洋楽と第41回グラミー賞 名曲My Heart Will Go On

第41回グラミー賞、最優秀レコード賞受賞曲は、セリーヌ・ディオンの『My Heart Will Go On』でした。

My Heart Will Go On - Celine Dion




ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画『タイタニック』のテーマソングですね。作曲はジェームズ・ホーナーです。この曲は映画と共に世界中で大ヒットし、圧倒的なセールスを記録しました。

ちなみに、タイタニックから生還した役として映画に出演していたグロリア・スチュアートさんが、先日9月26日に100歳で亡くなってしまいました。ご冥福をお祈りします。

タイタニックから、有名なワンシーンをどうぞ。




続いて、1998年の洋楽年間チャートをご紹介します。

1     "Too Close"     Next




1位は90年代のOne Hit Wonder、Nextの"Too Close"でした。


2     "The Boy Is Mine"     Brandy and Monica

3     "You're Still the One"     Shania Twain

4     "Truly Madly Deeply"     Savage Garden

5     "How Do I Live"     LeAnn Rimes

6     "Together Again"     Janet

7     "All My Life"     K-Ci & JoJo

8     "Candle in the Wind 1997"     Elton John

9     "Nice and Slow"     Usher

10     "I Don't Want to Wait"     Paula Cole


98年はタイタニック、アルマゲドンなどの映画のテーマソングがチャートに入っています。


13     "My Heart Will Go On"     Celine Dion

23     "I Don't Want to Miss a Thing"     Aerosmith

35     "Tubthumping"     Chumbawamba

Chumbawambaの"Tubthumping"は、フジテレビ系情報番組、とくダネ!のオープニングテーマとしても使用されています。


アルバムチャートです。

1. Titanic / Soundtrack

2. Let's Talk About Love / Celine Dion

3. Sevens / Garth Brooks

4. Backstreet Boys / Backstreet Boys

5. Come On Over / Shania Twain

1位はタイタニックのサウンドトラックでした。主題歌はもちろん、セリーヌ・ディオンのマイハートウィルゴーオンです。
2位のLet's Talk About Loveにも収録されています。そういう意味では、98年はセリーヌ・ディオンのワンツーフィニッシュでした。

この年はカントリーミュージックもヒットしていたようで、2位のガース・ブルックス同様、5位のシャナイア・トゥエインもカントリー歌手です。

タイタニックの影に隠れて3位に落ち着いていますが、バックストリートボーイズのデビューアルバムもチャートに入っています。

Get Down - Backstreet Boys



2010/09/29

第40回グラミー賞

1998年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、ショーン・コルヴィンの『Sunny Came Home』でした。

Sunny Came Home - Shawn Colvin



最優秀レコード賞の他、最優秀楽曲賞も受賞しています。アメリカのチャートでは上位にフォークシンガーが来ることはあまりないのですが、彼女はキャリアも長く、グラミー賞に何度もノミネートされるなど、活躍を続けています。

Crazyはカヴァーソングですが、日本の昔のフォークソングを髣髴とさせるアレンジとなっています。好きな人は、かなりツボなんじゃないでしょうか。

Crazy - Shawn Colvin



2010/09/27

2010年9月 Billboard Hot 100

さて、今回は最新シングル、2010年9月25日の週のチャートを追ってみたいと思います。ちなみに書いている途中にチャートが古くなってしまったんですが、そのままポストしてしまいます。

1. Teenage Dream - Katy Perry
2. Love The Way You Lie - Eminem Featuring Rihanna
3. Just The Way You Are - Bruno Mars
4. Dynamite - Taio Cruz
5. I Like It - Enrique Iglesias Featuring Pitbull
6. DJ Got Us Fallin' In Love - Usher Featuring Pitbull
7. Just A Dream - Nelly
8. Take It Off - Ke$ha
9. Club Can't Handle Me - Flo Rida Featuring David Guetta
10. Mine - Taylor Swift

前回は8月の頭にレビューしましたが、8月後半に出たアルバムの影響もあってか、7位だったケイティ・ペリーの『Teenage Dream』がトップに返り咲きです。

2位はチャート上位をキープし続けている、エミネム ft リアーナの『Love The Way You Lie』です。エミネム強いですね。

注目は3位のブルーノ・マーズです。トラヴィー・マッコイのシングル『Billionaire』にフィーチャリングとして参加していましたが、今回はソロシングルです。

Just The Way You Are - Bruno Mars



ちなみにブルーノ・マーズですが、薬物所持で19日に早速逮捕されてしまいました。注目の新人アーティストなだけに残念ですね。

4位はタイオ・クルーズです。『Dynamite』もわりと長いことチャート上位にいますね。ジャンル的にはR&Bとエレクトロポップの中間という感じです。エンリケ・イグレシアスの『I Like It』もそうですが、ここ数年ダンスミュージックとかエレクトロポップ流行ってますね。

Dynamite - Taio Cruz



10位はカントリーシンガー、テイラー・スウィフトの『Mine』です。トップ10の中で唯一のカントリーソングです。



2010/09/23

1997年グラミー賞

1997年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、エリック・クラプトンの『Change the World』でした。

Change the World - Eric Clapton



この曲はジョン・トラヴォルタの映画『フェノミナン』のテーマソングでもあり、最優秀レコード賞の他、最優秀楽曲賞・最優秀男性ポップヴォーカルパフォーマンス賞も受賞しています。

エリック・クラプトンは93年の『Tears in Heaven』に続き2度目の最優秀レコード賞受賞です。

日本人と同様、アメリカ人もなかなかランキングが好きだったりしますが、彼もいろいろなランキングに名を連ねています。
中でも有名なのがロックの殿堂で、ヤードバーズ、クリーム、そしてソロと三度選出されているのは彼のみです。
その他にもギブソンの選んだギタリスト50人や、ローリングストーン誌の数々のリストに入っています。

クラプトンといえばこの曲でしょうか。

Layla - Eric Clapton



2010/09/21

1995年の洋楽と第38回グラミー賞

第38回グラミー賞、最優秀レコード受賞曲は、Seal の『Kiss from A Rose』でした。




イギリスのR&BシンガーであるSealですが、この曲でグラミー賞の最優秀レコードの他、最優秀楽曲賞、最優秀男性ポップヴォーカルパフォーマンス賞を受賞しています。

リリースされた当初はそこまでヒットしていなかったようですが、映画『Batman Forever』のサウンドトラックに収録されたことで人気を博し、再度リリースされてチャート上位に登場するようになりました。

例によって多くのカヴァーヴァージョンがあります。

Katherine Jenkins - Kiss from a Rose






1995年の洋楽年間チャートをご紹介します。

1     "Gangsta's Paradise"     Coolio featuring L.V.

2     "Waterfalls"     TLC

3     "Creep"     TLC

4     "Kiss from a Rose"     Seal

5     "On Bended Knee"     Boyz II Men

6     "Another Night"     Real McCoy

7     "Fantasy"     Mariah Carey

8     "Take a Bow"     Madonna

9     "Don't Take It Personal (Just One of Dem Days)"     Monica

10     "This Is How We Do It"     Montell Jordan


"Kiss from a Rose"は4位でしたね。


続いてアルバムチャートです。

1. Cracked Rear View / Hootie & The Blowfish

2. The Hits / Garth Brooks

3. II / Boyz II Men

4. Hell Freezes Over / Eagles

5. Crazysexycool / TLC

1995年の1位は、フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュのデビューアルバムでした。
RIAAによる、best-selling album in United Statesに15 x platinumとして認定されています。

1994年には、82年に解散したイーグルスが再結成していますが、
4位は、そのイーグルスが再結成後に最初に発売したアルバムです。

2010/09/18

第37回グラミー賞

さて、久々のグラミー賞です。

1995年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲は、シェリル・クロウの『All I Wanna Do』でした。デビューアルバム『Tuesday Night Music Club』からのシングルです。



カントリーシンガーとして不動の地位を築いている彼女のキャリアは、この曲から始まりました。最優秀レコード賞の他、最優秀女性ポップヴォーカルパフォーマンス賞を受賞し、最優秀楽曲賞にもノミネートされました。

同年の最優秀新人賞もシェリル・クロウが受賞しています。

マイケル・ジャクソンのバックアップヴォーカリストも務めたりと、実力も折り紙つきですね。

ちなみにシェリル・クロウの中ではこの名曲が一番好きです。

The First Cut Is The Deepest



2010/09/15

人生に役立つかもしれない洋楽ラブソングについての知識

ホッテントリメーカーでタイトルを作ってみました。

名曲を知るにはとにかく聴くしかないんですが、世の中にはいくら聴いても聴ききれないほど数多くの楽曲があります。そんな時は知識のある人に教えてもらうのが手っ取り早いんじゃないでしょうか。

Yahoo知恵袋で聞くもよし、発言小町で聞くもよし。というわけで今回はアメリカのミュージックチャンネルである『VH1』がまとめたラブソングのリストを紹介しています。

さて、過去4回に渡ってお送りしてきた、VH1チャンネル『100 Greatest Love Songs』の紹介ですが、今回でやっと終了です。ということで、20位から1位までの中からちょっと多めにお届けします。

20. I Got You Babe - Sonny & Cher

19. If You Leave Me Now - Chicago



19位はシカゴの大ヒットバラード『If You Leave Me Now』でした。30年以上も前の曲ですが、時代を超えて愛される名曲という感じで、100以上のカヴァーヴァージョンがあります。昨年リリースされたBoyz II Menのカヴァーアルバムにも入っていました。

18. In Your Eyes - Peter Gabriel

17. Breathe - Faith Hill



17位はフェイス・ヒルの『Breath』でした。同名のアルバムがグラミー賞のカントリー部門で最優秀アルバム賞を受賞しています。

16. Fly Me To The Moon - Frank Sinatra
15. She's Got A Way - Billy Joel
14. I Honestly Love You - Olivia Newton-John
13. Nothing Compares 2 U - Sinéad O'Connor
12. How Deep Is Your Love - The Bee Gees
11. At Last - Etta James

10.I Don't Want To Miss A Thing - Aerosmith



10位はエアロスミス至高のバラード『I Don't Want To Miss A Thing』です。映画アルマゲドンの主題歌として圧倒的な人気を誇る名曲ですね。

9. I'll Be There - The Jackson 5



9位はジャクソン5の『I'll Be There』でした。マイケル・ジャクソンは幼い時からいい声してます。マライア・キャリーが92年にカヴァーしており、そちらもなかなかおすすめです。

8. Your Song - Elton John
7. Endless Love - Lionel Richie with Diana Ross

6. Unchained Melody - The Righteous Brothers



6位はラブソングのド定番、『Unchained Melody』です。1955年に作曲され、The Righteous Brothers 以外にも数多くのアーティストにカヴァーされています。

5. Maybe I'm Amazed - Paul McCartney

4. Open Arms - Journey



4位はジャーニーの『Open Arms』でした。誰もが知っている名曲ですね。映画、『海猿』の主題歌としても使われていました。

3. My Heart Will Go On - Celine Dion



3位はセリーヌ・ディオンの『My Heart Will Go On』でした。ご存知、映画『タイタニック』の主題歌です。

2. Love Me Tender - Elvis Presley



2位はエルヴィス・プレスリーの『Love Me Tender』でした。もともとは『Aura Lee』という南北戦争時代からある曲で、それにエルヴィスがアレンジを加えて1956年にリリースしたのがこのヴァージョンです。
数多くのアーティストがカヴァーしていますが、中でもノラ・ジョーンズのカヴァーがなかなかおすすめです。結婚式や披露宴のBGMとしても使えるのではないでしょうか。

1. I Will Always Love You - Whitney Houston



1位はホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』でした。以前も紹介しましたが、1994年のグラミー賞最優秀レコード受賞曲です。映画『ボディガード』の主題歌としても有名ですね。

以上、VH1チャンネル『100 Greatest Love Songs』のご紹介でした。

100 greatest love songs 40-21
100 greatest love songs 60-41
100 greatest love songs 80-61
100 greatest love songs 100-81

2010/09/14

100 Greatest Love Songs 40 - 21

さて、ラブソング紹介もラスト2回です。今回は40位から21位をご紹介です。

40. You're Still The One - Shania Twain
39. I'll Be There For You - Bon Jovi
38. Crazy For You - Madonna
37. Don't Speak - No Doubt
36. You're The First, The Last, My Everything - Barry White

35. Superstar - The Carpenters



35位はカーペンターズの『Superstar』でした。Delaney and Bonnieのカヴァーですが、カーペンターズのヴァージョンが圧倒的に有名ですね。アメリカン・アイドル、シーズン2の優勝者であるルーベン・スタッダードがR&Bっぽく歌っていたのですが、こちらもおすすめです。

34. Keep On Loving You - REO Speedwagon
33. I Do It For You, (Everything I Do) - Bryan Adams

32. Woman - John Lennon



32位はジョン・レノンの『Woman』でした。ジョンとヨーコのアルバム『Double Fantasy』からのシングルです。ジョン・レノンはローリングストーン誌のインタヴューで、ビートルズの曲である『Girl』の『grown-up version』だと語っています。

31. You Are The Sunshine Of My Life - Stevie Wonder
30. Because You Loved Me - Celine Dion
29. Always On My Mind - Willie Nelson
28. Let's Get It On - Marvin Gaye
27. You're In My Heart - Rod Stewart
26. Babe - Styx
25. You Are So Beautiful - Joe Cocker

24. Wonderful Tonight - Eric Clapton



24位は、エリック・クラプトンの『Wonderful Tonight』でした。この曲はエリック・クラプトンの前妻であるパティ・ボイドについて書かれたものです。ボイドはジョージ・ハリスンの元妻でもあり、2007年には同名の自伝を出版しています。
ジョージ・ハリスンの『サムシング』や、クラプトンの『いとしのレイラ』もボイドのために書かれた曲だったとか。ちょっと読んでみたい気もします。

23. Unforgettable - (with Nat "King" Cole) - Natalie Cole
22. You Don't Bring Me Flowers - (with Barbra Streisand) - Neil Diamond
21. You're The One That I Want - (with John Travolta) Olivia Newton-John

次回はいよいよラストです。

2010/09/11

100 Greatest Love Songs 60 - 41

さてさて、今回も洋楽ラブソングをお届けです。60位から41位までの何曲かを紹介していきます。

60. Three Times A Lady - The Commodores
59. Faithfully - Journey



59位はジャーニーの名曲『Faithfully』でした。作曲はバンドのキーボードを担当しているジョナサン・ケインであり、キャッチーなキーボードのイントロから始まる、とてもパワーのあるバラードです。

58. Best Of My Love - The Emotions
57. I Want To Know What Love Is - Foreigner
56. First Time Ever I Saw Your Face - Roberta Flack
55. I'll Stand By You - The Pretenders
54. Fallin' - Alicia Keys
53. Mandy - Barry Manilow
52. Love Bites - Def Leppard
51. That's The Way Love Goes - Janet Jackson
50. Always - Atlantic Starr
49. I Can't Make You Love Me - Bonnie Raitt

48. By Your Side - Sade



48位はシャーデーの『By Your Side』でした。R&Bとジャズ・ファンクを融合したような独特のスタイルが特徴で、CDをあまりリリースしないながらも非常に人気が高いバンドです。曲もとてもオシャレなのでおすすめです。

47. I Would Die 4 U - Prince
46. Let's Stay Together - Al Green
45. Un-Break My Heart - Toni Braxton
44. Time Of My Life - Bill Medley with Jennifer Warnes

43. More Than Words - Extreme



43位はエクストリームの『More Than Words』でした。アコースティックギターのなんとも癒し系なサウンドが魅力的です。エクストリームの曲の中で唯一これを知ってる、という人も多いのではないでしょうか。

42. I'd Do Anything For Love - Meat Loaf
41. Beth - Kiss

次回は21位までをご紹介です。

2010/09/08

100 Greatest Love Songs 80 - 61

前回からお届けしている、VH1's 100 Greatest Love Songs 、今回は80位から61位のうちから何曲かご紹介したいと思います。

80. Islands In The Stream - Kenny Rogers with Dolly Parton
79. Sweet Child O' Mine - Guns N' Roses
78. I'll Be - Edwin McCain
77. All Cried Out - Lisa Lisa
76. Love To Love You Baby - Donna Summer
75. Baby, I Love Your Way - Peter Frampton
74. I Feel For You - Chaka Khan

73. Save The Best For Last - Vanessa Williams



73位は、ヴァネッサ・ウィリアムズの『Save The Best For Last』でした。93年のグラミー賞にもノミネートされていましたが、エリック・クラプトンの『Tears in Heaven』に惜しくも敗れています。彼女は83年にミス・アメリカの栄冠を得ましたが、スキャンダルですぐに放棄することとなっています。

72. Love Will Keep Us Together - Captain & Tennille
71. Whole Lotta Love - Led Zeppelin
70. I Think I Love You - David Cassidy
69. Never Tear Us Apart - INXS
68. More Than a Feeling - Boston



68位はご存知ボストンの『More Than a Feeling』でした。ヴォーカルがブラッド・デルプの頃の曲ですね。クラシックロックの代名詞的存在でもあり、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。

最近では、日産エルグランドのCMに使われていました。CMのほうはスタジオミュージシャンがカヴァーしたもので、オリジナルではなかったようです。

67. Eternal Flame - The Bangles



続く67位は、バングルスの『Eternal Flame』です。恐らくバングルスの中では最も有名な曲ではないでしょうか。

66. Iris - Goo Goo Dolls



66位は Goo Goo Dolls の『Iris』です。映画『シティ・オブ・エンジェル』の主題歌でもあるこの曲は、ビルボードのエアープレイチャート(日本でいうラジオや有線のチャート)で長らく一位を維持し、バンドの名を世に知らしめることとなりました。

個人的には順位が低くて残念ですが、名曲なのでぜひお聴きください。

65. Here And Now - Luther Vandross
64. I Melt With You - Modern English
63. How Do I Live - LeAnn Rimes

62. To Be With You - Mr. Big



62位は Mr. Big 最高のバラード『To Be With You』です。Extremeもそうですが、メタル系バンドの作るバラードって名曲が多いような気がします。

61. Alone - Heart

60位代は名曲揃いでした。次回は60位から41位までを紹介します。

2010/09/03

100 Greatest Love Songs 100 - 81

今回からまた少しグラミー賞から離れて、アメリカのVH1チャンネルがまとめた "100 Greatest Love Songs" を追いかけてみたいと思います。珠玉の洋楽バラードをお届けです。

100. Every Rose Has Its Thorn - Poison
99. Hero - Enrique Iglesias
98. I Need Love - LL Cool J
97. Nobody Wants To Be Lonely - Ricky Martin
96. I Just Want To Be Your Everything - Andy Gibb
95. It Must Have Been Love - Roxette

94. This I Promise You - N'SYNC



94位は、ジャスティン・ティンバーレイクが昔いたグループ、'NSYNCの『This I Promise You』でした。作曲はバラードの名手リチャード・マークスで、彼のアルバムにも収録されています。

93. We Belong - Pat Benatar
92. All Out Of Love - Air Supply
91. Alison - Elvis Costello

90. Back At One - Brian McKnight



90位はR&Bシンガー、ブライアン・マックナイトの『Back At One』です。99年リリースの同名のアルバムに収録されています。個人的な感想ですが、ブライアン・マックナイトはソウルというよりもポップよりな優しい声をしているので聴きやすいと思います。

89. I Want You To Want Me - Cheap Trick

88. Thank you - Dido



88位はDIDOの『Thank You』でした。もともと映画『スライディング・ドア』のサウンドトラックに収録されていた曲でしたが、エミネムが『Stan』でサンプリングし、その後シングルとしてリリースされて大ヒットしました。

87. Is This Love - Whitesnake
86. Secret Garden - Bruce Springsteen
85. Careless Whisper - Wham!
84. Time After Time - Cyndi Lauper
83. I'll Make Love To You Boyz II Men
82. Wicked Game - Chris Isaak
81. Total Eclipse Of The Heart - Bonnie Tyler

次回は80位から61位までをお届けします。

2010/08/31

1993年の洋楽と第36回グラミー賞 名曲I Will Always Love You

第36回グラミー賞最優秀レコード賞受賞曲はホイットニー・ヒューストンの『I Will Always Love You』でした。映画『ボディガード』の主題歌です。

I Will Always Love You - Whitney Houston





もともとはドリー・パートンというカントリー歌手が1973年にリリースしたシングル曲であり、それを92年にホイットニー・ヒューストンがカヴァーしたのがこのヴァージョンです。

ヒューストンのヴァージョンは全世界で1200万枚以上を売り上げており、世界的な大ヒットシングルとなりました。

グラミー賞では、最優秀レコードの他、この曲を収録した映画ボディガードのサウンドトラックが、最優秀アルバム賞を受賞しています。また、グラミー賞の他、アメリカンミュージックアワード、ビルボードミュージックアワード、ワールドミュージックアワードなどなど、数々の賞を総なめにしています。


最優秀楽曲賞は、映画『アラジン』の"A Whole New World"でした。アカデミー賞で歌曲賞も受賞しており、こちらも1993年を代表する楽曲と言ってよいでしょう。





ちなみに同年のビルボード年間アルバムチャートでは、マライア・キャリーやスヌープ・ドッグのアルバムが上位に入っていました。1993年の年間シングルチャートをご紹介します。

1位は映画ボディガードのテーマソング、Whitney Houstonの"I Will Always Love You"でした。時代を超えて歌い継がれる名曲となりました。


1.     "I Will Always Love You"     Whitney Houston

2.     "Whoomp! (There It Is)"     Tag Team

2位はTag Teamの"Whoomp!"でした。90年代っぽいヒップホップですね。

3.     "Can't Help Falling in Love"     UB40



3位はElvis Presleyのカヴァー、UB40の"Can't Help Falling in Love"でした。


4     "That's the Way Love Goes"     Janet Jackson

5     "Freak Me"     Silk

6     "Weak"     SWV

7     "If I Ever Fall in Love"     Shai

8     "Dreamlover"     Mariah Carey

9     "Rump Shaker"     Wreckx-n-Effect

10     "Informer"     Snow


個人的には、Whitney Houstonの"I Have Nothing"(30位)や、Michael Jacksonの"Will You Be There"(47位)あたりもお気に入りです。

"A Whole New World"は18位でした。


アルバムチャートも。

1. The Bodyguard / Soundtrack

2. Breathless / Kenny G

3. Unplugged / Eric Clapton

4. Janet / Janet Jackson

5. Some Gave All / Billy Ray Cyrus

1位は映画「ボディガード」のサウンドトラックでした。
ケヴィン・コスナーとホイットニー・ヒューストンのラブストーリーですね。
主題歌 I will always love youも大ヒットしました。

2位はサックスミュージシャンのケニーGのアルバムです。
彼の成功により、スムーズジャズは世に広く知られることになりました。

3位はエリック・クラプトンの名盤「アンプラグド」ですね。
幼くして亡くなった彼の息子に捧げた名曲 Tears in Heaven が収録されています。