2010/08/04

第28回グラミー賞 We Are The World

第28回グラミー賞、レコードオブザイヤー及びソングオブザイヤーを受賞したのは、USA for Africaの"We Are the World"です。

We Are The World - USA For Africa




アフリカの貧困に対する援助を目的として、45名ものミュージシャンたちが『USA For Africa』としてレコーディングを行ったチャリティーソングです。マイケル・ジャクソンをはじめとして、ライオネル・リッチー、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモン、ビリー・ジョエルと、あげればきりが無いくらい豪華な面々となっています。

作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーによって行われており、プロデューサーはクインシー・ジョーンズとマイケル・オマーティアンです。世界で2000万枚を超える売り上げを誇っており、世界で最も売れているシングルのうちの一つです。

イギリスでの"Do They Know It's Christmas?(彼らはクリスマスを知っているだろうか?)"というプロジェクトからインスパイアを受けた、アメリカの歌手であり活動家でもあるハリー・ベラフォンテが構想を打ち出し、ケン・クレイゲンと共に実現に向けて力を尽くしました。

曲は1985年の3月7日にリリースされ、世界中で大成功を収めました。アメリカのポップシングル史の中でも、最も早い売り上げとなり、各国のチャートでトップを獲得しています。

しかしながら、楽曲には賛否両論が集まり、ファンは数多くのトップアーティストが集う楽曲を楽しめる一方で、貧困を直視せず、美しさを強調したような歌詞に対しては否定的な意見も寄せられています。

一方で、楽曲は上記グラミー賞を始め、アメリカン·ミュージック·アワード、ピープルズチョイスなど、数多くの賞を受賞し、アフリカや米国での人道支援のために6300万ドルを調達することにも成功しています。

また2010年には、ハイチの大地震を受けて、装いを新たに25周年ヴァージョンがリリースされています。多少の歌詞の変更と編曲が施され、多くのアーティストによってレコーディングがなされました。歌いだしは15歳のジャスティン・ビーバーです。





We Are The World 歌詞

There comes a time when we heed a certain call
When the world must come together as one
There are people dying
And its time to lend a hand to life
The greatest gift of all

We can't go on pretending day by day
That someone, will soon make a change
We are all a part of Gods great big family
And the truth, you know,
Love is all we need

[Chorus]
We are the world, we are the children
We are the ones who make a brighter day
So lets start giving
There's a choice we're making
We're saving our own lives

Its true we'll make a better day
Just you and me

Send them your heart so they'll know that someone cares
And their lives will be stronger and free
As God has shown us by turning stones to bread
So we all must lend a helping hand

[Chorus]

When you're down and out, there seems no hope at all
But if you just believe there's no way we can fall well well well well
Let us realize that a change can only come
When we stand together as one

[Chorus: x2]





2 件のコメント:

  1. We are the world、名曲ですね♪
    私は、85年バージョンはリアルタイムで聴いていないせいか、今年出たハイチバージョンの方が好きだったりします…。メンバーは85年の方が豪華ですけどね。
    メンバー豪華すぎて、当時ベテランではなかったビリー・ジョエルとかが後ろの方に地味にいるのが可笑しかったりします(笑)

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  2. 85年ヴァージョンは僕もリアルタイムで聴いていたわけではないのですが、今聴いても感動ですよね。
    25周年記念のほうも、今風にアレンジしてあったりしてかなり好きなんですが、本国ではメンバー選出等に関して批評家に扱き下ろされていたみたいです。。。

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