2010/11/29

2002 ブリット・アワード

2002年のブリット・アワードからはBritish group受賞の"Travis"をご紹介します。

Sing


"Sing"は、2001年リリースのアルバム"The Invisible Band"からのシングルです。このアルバムはUKで120万枚を売り上げた他、世界各国でゴールドディスクを獲得するなど、Travisの代表作となっています。

最近はなかなかヒットに恵まれないんですが、Travisのような雰囲気のロックは好きなので、がんばって欲しいところです。同じく"The Invisible Band"から。

Flowers In The Window


最後は"Writing To Reach You"です。これはOASISの"Wonder Wall"をパクった(笑)曲として有名で、歌詞にも『Wonder Wallってなんだ?』というフレーズが出てきます。名曲なのでおすすめです。



2010/11/25

2010年11月 洋楽最新ランキング

2010年11月15日の週の洋楽売り上げランキングです。

1. Like A G6 - Far East Movement
2. Only Girl (In The World) - Rihanna
3. Just A Dream - Nelly
4. F**k You - Cee Lo Green
5. Dynamite - Taio Cruz
6. Just The Way You Are - Bruno Mars
7. We R Who We R - Ke$ha
8. Raise Your Glass - P!nk
9. Bottoms Up - Trey Songz ft. Nicki Minaj
10. The Time (Dirty Bit) - Black Eyed Peas
11. Teenage Dream (Glee Cast Version) - Glee Cast
(Amazon調べ)

1位は今大注目のエレクトロヒップホップアーティスト、"Far East Movement"の"Like A G6"でした。アルバム"Free Wired"からのシングルで、アジア系アメリカ人のグループとしては初のビルボードトップ10入りを果たしています。

Far East Movement - Like A G6


2位はリアーナの"Only Girl (In The World)"でした。11月にリリースされたアルバム"Loud"からの先行シングルで、9月にリリースされてからロングランのヒットとなっています。流行のダンスポップです。

Rihanna - Only Girl (In The World)


3位はNellyの"Just A Dream"でした。こちらも11月に発売されたアルバム"5.0"からの先行シングルで、リリースは8月です。Nellyとしては2005年の"Grillz"以来のチャート上位シングルですね。

Nelly - Just A Dream


さて、今回注目は、惜しくもトップテン圏外となってしまいましたが、"Glee Cast"の"Teenage Dream"です。ケイティ・ペリーのカヴァー曲ですね。今アメリカではFoxチャンネルの"Glee"というミュージカルコメディちっくなドラマがブームになっていて、そのドラマの中で使われた曲です。今大注目のアーティスト(ドラマ?)です。

Glee Cast- Teenage Dream


2010/11/21

Coldplay Viva La Vida 歌詞と和訳とちょっとした解説

今回はColdplayのスマッシュヒットシングル、Viva La Vidaをお届けします。叙述的かつ抽象的な歌詞で、解釈するのも難解ですね。




2010/11/18

2003 ブリット・アワード

2003年のブリット・アワードからは、British breakthrough actを受賞した"Will Young"をご紹介します。

Will Young - You and I


現在は"The X Factor"と名前が変わってしまいましたが、ウィル・ヤングはイギリスのオーディション番組、ポップアイドルの第1回優勝者です。westlifeのカヴァー曲"Evergreen"を収録したファーストシングルは、発売初日で40万枚を売り上げ、初動売り上げとしてはUKのチャートで最も売れたシングルとなりました。

Evergreen


2008年に発表された『21世紀のUKビッグセールス40曲』でも1位を獲得するなど、センセーショナルなシングルでした。"Anything Is Possible"とのダブルA面シングルとなっており、こちらも名曲です。

Anything Is Possible


2010/11/15

2004 ブリット・アワード

2004年のブリット・アワードからは、British female solo artistを受賞した"Dido"(ダイド)を紹介します。彼女はシングル"White Flag"で同年のBritish Singleも受賞しています。

White Flag


UKでは90年代後半に有名になってきていましたが、2000年にエミネムのシングル"Stan"に彼女の曲がサンプリングされ、USやその他の国で一気に有名になりました。

Stan - Eminem


サンプリングされたのは"Thank you"という曲なんですが、それが収録されているアルバム"No Angel"は世界で2000万枚以上のセールスとなりました。原曲のほうもなかなかおすすめです。

Dido - Thank you


2010/11/11

2005 ブリット・アワード

2005年のブリット・アワードからはBritish breakthrough actと、"Hopes and Fears"でBritish albumを受賞したオルタナロックバンド、Keaneをご紹介します。

Keane - Somewhere Only We Know


2004年に"Hopes and Fears"でデビュー、UKアルバムチャートで1位を獲得し、その年のセールス2位を記録。リリースされたスタジオアルバムはどれもチャートで1位と、UKロックのトップシーンを走り続けています。

Keane - Everybody's Changing


キーンは他のロックバンドと違い、リードを担当する楽器がギターではなくピアノになっています。Maroon5も聴きやすいロックですが、キーンがヒットしている理由も聴きやすさにあったりするかもしれません。

2010/11/09

Linkin Park Numb 歌詞と和訳

英語を勉強する一つの方法として、英語の歌を聴いたり歌ったりする、というのがなかなか効果的なんだそうです。というわけで今回は、Linkin ParkのNumbを日本語に訳してみました。




2010/11/06

洋楽で結婚式のBGM その4


 披露宴・二次会で使える洋楽BGM、第四回です。今回は結婚式BGM定番中の定番、Sweetbox のアルバムをご紹介します。

 クラシックの楽曲をサンプリングした、"Everything's Gonna Be Alright"で有名なSweetbox ですが、それ以外にも名曲揃いです。個人的には、パッヘルベルのカノンをサンプリングした"Life is Cool"がお気に入りです。

 トラックリストは以下の通りです。

Disk1
1. Everything's Gonna Be Alright (J.S.バッハ G線上のアリア)
2. For The Lonely (モリコーネ ラ・カリフ-Geo's Remix)
3. Life Is Cool (パッヘルベル カノン)
4. Addicted (ヴィヴァルディ 四季「冬」アレグロ)
5. Cinderella (テレマン トランペットのためのコンチェルト)
6. Here Comes The Sun (J.S.バッハ プレリュード~無伴奏チェロ組曲)
7. Superstar (チャイコフスキー 白鳥の湖)
8. Don't Go Away (アルビノーニのアダージョ)
9. Everything's Gonna Be Alright (Jade's Version)
10. Don't Push Me (ベートーヴェン ピアノソナタ「月光」)
11. Hate Without Frontiers (ペルゴレージ スターバト・マーテル)
12. Sorry (ジェンキンス パラディオ)
13. Sacred (ラベル ボレロ)
14. Everything's Gonna Be Alright [Jade's Version]
15. Human Sarcrifice (フォール パヴァーヌ)
16. Lacrimosa (モーツァルト レクイエム「ラクリモサ」)
17. Somewhere (バッハ/グノー アヴェ・マリア)
18. Crazy (ベートーヴェン 交響曲第5番「運命」)
19. Liberty (モーツァルト レクイエム「キリエ」)
20. Trying To Be Me (グリーグ ペール=ギュント)
21. Read My Mind (マスカーニ カヴァレリア・ルスティカーナ)
22. Miss You (エルガー 威風堂々 第5番)
23. Everything's Gonna Be Alright - Reborn -

Disk2
1. Shout (Let It All Out) ※ティアーズ・フォー・フィアーズのカバー
2. Life Is Cool (Futah Remix)
3. Boyfriend ※映画『ロッキー』のテーマ
4. That Night(ジオフォルテ オーボエのためのコンチェルト)
5. A Whole New World ※ディズニー映画『アラジン』テーマソング
6. real Emotion ※倖田來未が歌った「FINAL FANTASY X-2」テーマソングの英語カバー
7. Bold & Delicious ※浜崎あゆみへ提供した楽曲のセルフ・カバー
8. Pride
9. Everytime (All Grown Up Version)
10. Booyah - Here We Go
11. Crown Of Thorns
12. Over & Over
13. Killing Me D. J.
14. After The Lights
15. Shakalaka
16. Chyna Girl
17. Beautiful
18. The Winner Take It All
19. Every Step
20. Vaya Con Dios
21. Time Of My Life 『After The Lights』
22. Read My Mind - Crystal Edition -

Everything's Gonna Be Alright


Life is Cool


ロッキーのテーマと思わせておいて、実はアレンジがちょっと違う、というような感じで使えたりするので、"Boyfriend"は、二次会の入場曲におすすめです。

Boyfriend


極めつけは"A Whole New World"です。軽快なアレンジが施されているので、これもかなり使いやすいのではないでしょうか。結婚式を控えている方にはかなりおすすめの一枚です。

以前の回はこちらです。

洋楽で結婚式のBGM その3
洋楽で結婚式のBGM その2
洋楽で結婚式のBGM

2010/11/04

2006 ブリット・アワード

ブリット・アワード2006年からお届けするのはColdplayとKaiser Chiefsです。

Coldplay - Speed of Sound


Coldplayは"X&Y"でBritish album、X&Yからのシングル"Speed of Sound"でBritish singleのダブル受賞となりました。Coldplayはジャンル的にはオルタナティヴロックに属するバンドですが、X&Yはエレクトロミュージックの影響を色濃く受けた作品となっており、"Speed of Sound"もそのうちの一つです。

Kaiser Chiefs - Everyday I Love You Less and Less


続いては、British Group受賞のカイザー・チーフスです。ラストン・パーヴァという名前で97年に結成したもののヒットに恵まれず、あげく契約していたレーベルが閉じてしまい、一度目のデビューは失敗に終わってしまいます。

その後、一旦今までの曲を捨ててリセットし、2005年にアルバム"Employment"で再デビューを果たしました。これがUKのアルバムチャートで2位を獲得、その年のセールスで4位を飾るなど大ヒットとなり、ブリット・アワードの受賞となりました。

UK注目のロックバンドです。

2010/11/02

Take That

ブリット・アワーズ2007+2008、今回は2年連続でのBritish single受賞を果たしているTake Thatをご紹介します。

Take That - Patience


テイク・ザットですが、90年に結成して96年に一旦解散するまでに2500万枚のセールスをあげた大ヒットグループで、2005年に再結成されています。
Patienceは、彼らの再結成後最初のアルバム"Beautiful World"からのファーストシングルで、2007年ブリット・アワーズのBest British Singleを受賞しています。

Take That - Shine


同じく"Beautiful World"からのセカンドシングル、Shineです。この曲は2008年のブリット・アワーズBest British Singleです。

2006年の11月にリリースされた"Beautiful World"は、UKだけで400万枚以上のセールスを記録、2006年のセールスが2位、2007年のセールスが4位と、爆発的なヒットを記録しました。

UKのポップミュージックを語る上では外せない一枚です。