今回は、2016年で結成30周年を迎えたアメリカのオルタナバンド、Goo Goo Dolls の"Iris"の歌詞と和訳をお届けします。
歌詞と和訳
And I'd give up forever to touch you
Cuz I know that you feel me somehow
You're the closest to heaven that I'll ever be
And I don't want to go home right now
君に触れられるなら 永遠などもういらない
どういうわけか 君が僕を感じてくれているからさ
僕が戻るだろう天国に 一番近いのが君だから
今はまだ 帰ってしまいたくないんだ
And all I can taste is this moment
And all I can breathe is your life
Cuz sooner or later it's over
I just don't want to miss you tonight
僕が味わえるのは この瞬間だけ
息をしていられるのは 君との人生だけなんだ
早かれ遅かれ いつか終わりはくるけれど
今夜だけは 君を失いたくないだけなんだ
And I don't want the world to see me
Cuz I don't think that they'd understand
When everything's made to be broken
I just want you to know who I am
この世界には僕を見て欲しいとは思わない
きっと理解されないだろうから
なにもかもが いずれは消えゆくけれど
ただ君には僕を知ってほしいだけなんだ
And you can't fight the tears that ain't coming
Or the moment of truth in your lies
When everything feels like the movies
Yeah, you bleed just to know you're alive
流れない涙はこらえようがないし
嘘の中にこそ真実はある
全てが映画のように感じられるなら
血を流してでも生きていることを実感したくなるさ
And I don't want the world to see me
Cuz I don't think that they'd understand
When everything's made to be broken
I just want you to know who I am
この世界には僕を見て欲しいとは思わない
きっと理解されないだろうから
なにもかもが いずれは消えゆくけれど
ただ君には僕を知ってほしいだけなんだ
And I don't want the world to see me
Cuz I don't think that they'd understand
When everything's made to be broken
I just want you to know who I am
この世界には僕を見て欲しいとは思わない
きっと理解されないだろうから
なにもかもが いずれは消えゆくけれど
ただ君に僕を知ってほしいだけなんだ
I just want you to know who I am
I just want you to know who I am
ただ君に僕を知ってほしいだけなんだ
解説
映画 "City of Angels"(邦題:シティ・オブ・エンジェル)のために制作された楽曲"Iris"、この曲を理解するためには、映画のあらすじを知っておく必要があります。
主人公は死を司る天使セス(ニコラス・ケイジ)で、ある日彼は、病院で手術中に死にゆく患者を天へ導こうとしていました。外科医のマギー(メグ・ライアン)はその患者を執刀しており、その命を救おうとする懸命な姿に、セスは一目惚れしてしまいます。
患者の死に苦悩するマギーを前に、セスは掟を破り姿を現してしまいます。次第に距離を縮めていく二人でしたが、マギーには既に深い仲の同僚がいました。悩んでいたセスでしたが、マギーの患者であったメッシンジャーと出会うことで状況が変わります。
彼は元天使で、天使にも自由意志が許されていること、自分は人間として生きることを選んだこと、そして、『飛び落ちる』ことで、天使は人間として生きてゆくことが出来ることをセスに教えます。マギーが同僚からプロポーズされたことで、セスは決意を固め、メッシンジャーに教えられた通りにビルから飛び降りて人間となりました。
人間となったセスはマギーに会いにゆき、二人は愛を誓うのですが・・・。
という、人間に恋した天使の悲しい物語です。
映画を見てからこの曲を聞くと、歌いだしの"And I'd give up forever to touch you"から、ニコラス・ケイジの顔がなんとなく頭に浮かんできて泣けますね。悲しくも暖かい、そんな楽曲だと思います。
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