今回は、Siaの"Chandelier"を訳してみたいと思います。
Party girls don't get hurt
Can't feel anything, when will I learn
I push it down, push it down
パーティーガールたちは傷つかない
何も感じられないって、いつになったら学ぶのかな
感情は押し込めて、奥のほうへ
I'm the one "for a good time call"
Phone's blowin' up, they're ringin' my doorbell
I feel the love, feel the love
私はただの『都合のいい女』
電話が鳴って、彼らはドアベルを鳴らす
それで愛を感じる、愛を感じるの
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3で 飲みこんでしまう
Throw 'em back, 'til I lose count
数えられなくなるまで飲み干すのよ
I'm gonna swing from the chandelier, from the chandelier
I'm gonna live like tomorrow doesn't exist
Like it doesn't exist
I'm gonna fly like a bird through the night, feel my tears as they dry
I'm gonna swing from the chandelier, from the chandelier
シャンデリアからぶら下がるの
明日なんてないように生きていく
明日なんてないようにね
鳥のように夜を羽ばたいて 涙が乾いていくように感じるわ
シャンデリアからぶら下がるの
But I'm holding on for dear life, won't look down won't open my eyes
Keep my glass full until morning light, 'cos I'm just holding on for tonight
Help me, I'm holding on for dear life, won't look down won't open my eyes
Keep my glass full until morning light, 'cos I'm just holding on for tonight
On for tonight
でも私は必死で持ちこたえてるの、見下ろしたくない 目を開けたくない
朝の光までグラスを満たしていて、この夜を乗り越えるだけでいいの
助けて、私は必死に持ちこたえているのよ、見下ろしたくない 目を開けたくない
朝の光までグラスを満たしていて、この夜を乗り越えるだけでいいから
今夜だけは
Sun is up, I'm a mess
Gotta get out now, gotta run from this
Here comes the shame, here comes the shame
太陽が昇って、私はめちゃくちゃ
今すぐ出ていかなきゃ、ここから走りださなきゃ
恥を晒してしまうわ
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3 1,2,3 drink
1,2,3で飲み込むの
I'm gonna swing from the chandelier, from the chandelier
I'm gonna live like tomorrow doesn't exist
Like it doesn't exist
I'm gonna fly like a bird through the night, feel my tears as they dry
I'm gonna swing from the chandelier, from the chandelier
シャンデリアからぶら下がるの
明日なんてないように生きていく
明日なんてないように
鳥のように夜を羽ばたいて 涙が乾いていくように感じるわ
シャンデリアからぶら下がるの
陰鬱なテーマの曲で、刹那的かつ享楽主義に生きつつも、その実アルコールに逃げることから抜け出せずにもがく『パーティーガール』の歌です。
"Party girls don't get hurt"パーティーガールは傷つかない、"Can't feel anything"何も感じられない、なぜならそれを"push it down"(押し殺している)から、と、本当はそこに救いがないことは理解しているようなニュアンスを含ませています。
"I'm gonna swing from the chandelier, from the chandelier"
サビはそのまま訳すと『シャンデリアからぶら下がるつもり』という日本語になりますが、これはよく使われるメタファーで、盛り上がりすぎたパーティーを表現しています。"swing from chandelier"するくらいテンションがあがっているということですね。
"But I'm holding on for dear life, won't look down won't open my eyes"
は、パーティーに明け暮れて、日々明日を考えずに生きていても、必死でそこにしがみついて持ちこたえているだけで、シャンデリアからぶら下がることにかけて"won't look down"見下ろしたくない、そして"won't open my eyes"目を開けたくない、現実から目を背けていたい、という意味が込められているように思います。
Tove Loの"Habits"もそうですが、最近こういう流行ってますね。
"Chandelier"はSiaの6枚目のアルバム"1000 Forms of Fear"からのリードシングルとして2014年3月にリリースされました。この曲により、オーストラリアのシンガーソングライターであったSiaは、一躍ワールドワイドで名をあげることとなりました。
グラミー賞の行方も楽しみです。
フィギュアスケーターの米国人、ジョニー・ウィアーがこの曲のプロを滑っています。
返信削除ご覧になりましたか?
是非!
メタファーの件、ありがたく参考にさせて頂きました。
123,123,drinkは、飲み込むよりお酒を飲む意味だと思います。
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