2011/10/24

洋楽おすすめアーティスト Daughtry

今回ご紹介するのは、アメリカンロックバンド"Daughtry"です。ヴォーカルのクリス・ドートリーはアメリカの大人気オーディション番組、アメリカン・アイドルのシーズン5出場者で、4位の実績を収めています。

アメリカン・アイドルの優勝者やファイナリストが継続してヒットメーカーであり続けるというのはなかなか難しいため、そういう意味では彼はかなり市場に残っている方と言えます。

Nickelbackを髣髴とさせる、日本人にも聴きやすいメロディアスなロックなのでなかなかおすすめです。

1曲目はデビューシングル"It's Not Over"。同じくデビューアルバム"Daughtry"に収録されています。

It's Not Over


同じくアルバム"Daughtry"から、シングルカットされた"Feels Like Tonight"、"Over You"、"What About Now"です。デビューアルバムはシングルカット7枚、ワールドワイドで500万枚以上のセールスを記録する大ヒット作となりました。

Feels Like Tonight


Over You


What About Now


セカンドアルバム"Leave This Town"から、"September"と"No Surprise"です。

September


No Surprise


11月21日には3枚目のアルバム"Break The Spell"がリリースされる予定です。このアルバムのセールスしだいで、彼らの今後が見えてきそうな気もします。

こちらはアメリカン・アイドルのオーディションの様子です。今見ると微笑ましいですね。





2011/10/21

世界最大の機械式パイプオルガンで聴く バッハ トッカータとフーガニ短調

オーストラリアのオペラハウスにある世界最大の機械式パイプオルガン『グランドオルガン』

オーストラリアのオルガニストが、そのグランドオルガンで演奏した『トッカータとフーガニ短調』の映像があるのですが、それがなんとも荘厳なのでご紹介します。

大小合わせて10154本のパイプで構成されており、構想から完成までに12年の歳月を要したグランドオルガン。これを擁するシドニーオペラハウスは『人類の創造的才能を表現する傑作』として、世界遺産にも登録されています。



トッカータとフーガは、1000曲以上あるバッハの作品の中でもかなり人気が高い楽曲のひとつですが、本当にバッハの作品であるか、真贋には諸説あります。

学説はさておき、これからも音楽史に輝く名曲として、世界中でいろいろな形で楽しまれていくのではないでしょうか。







-----2011/10/21 16:00追記
グランドオルガンですが、正しくは世界最大の『機械式』パイプオルガンでした。
世界最大のパイプオルガンとしてギネスワールドレコーズに登録されているのは、アメリカのフィラデルフィアにある『ワナメーカー・オルガン』だそうです。エントリのタイトルも修正させていただきました。失礼しました。

関連エントリ
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YouTubeで聴くクラシック名曲集

2011/10/19

YouTubeで聴くクラシック名曲集

今回は、YouTubeで聴くことが出来るクラシックの名曲を軽くご紹介していきます。

ドヴォルザーク 『交響曲第9番 新世界より』

運命と並んで、三大交響曲のうちの一つ。



ヴィヴァルディ 『四季』より冬

日本では春が有名かもしれません。バロック音楽の代表的な作品です。



パッヘルベル 『カノン』

ロックアレンジされてエレキギターでもよく演奏されています。



バッハ 『無伴奏チェロ組曲第1番』

チェリストの聖典的な作品で、無伴奏チェロ組曲でも最も有名な一曲



ショパン 『ノクターンOP9-2』

ピアノの名手、ショパンのノクターンとしては最もよく知られた曲。



ベートーヴェン 『ピアノソナタ第14番 第一楽章』

月光としてよく知られた、ベートーヴェンの三大ピアノソナタのうちの一つ。



2011/10/15

Noel Gallagher's High Flying Birds アルバムレビュー


1. エヴリバディズ・オン・ザ・ラン
2. ドリーム・オン
3. イフ・アイ・ハッド・ア・ガン
4. ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー
5. (アイ・ウォナ・リヴ・イン・ア・ドリーム・イン・マイ) レコード・マシーン
6. AKA…ホワット・ア・ライフ!
7. ソルジャー・ボーイズ・アンド・ジーザス・フリークス
8. AKA…ブロークン・アロー
9. (ストランディッド・オン) ザ・ロング・ビーチ
10. ストップ・ザ・クロックス
11. ア・シンプル・ゲーム・オブ・ジニアス (日本盤ボーナス・トラック)
12. ザ・グッド・レベル (日本盤ボーナス・トラック)


衝撃のOASIS脱退から2年、10月12日、世界に先駆けて日本で先行リリースされたノエル・ギャラガーのソロアルバム"Noel Gallagher's High Flying Birds"
OASISっぽさを残しつつ、OASISとはまた違ったアレンジの収録曲たち。

ロッキンオン11月号のノエルのインタヴュー記事がかなり良くて、アルバムを何倍も楽しめるようになるんじゃないかってくらいの内容だったので、怒られない程度に紹介させていただきたいと思います。

まずはアルバムの自信について聴かれて。

『そういう意味なら、もう完全に大満足だよ。今の俺が作れるこういうジャンルのアルバムとしては最高のものができたと思うし。』

『作り終えたとき、これほど大きな達成感を得られたアルバムもマジで数十年ぶりだったって言うかさ。そんなわけで、俺としては作品作りに対する不安は全然なかったんだけど、今の俺がやや不安なのはライヴなんだよな。』

『15年以上も俺はステージの右端に立ってギターを弾く奴だったわけで。何かヘンな感じなんだよ。そもそも人々が俺のライヴに一体何を期待してるのか、俺にはさっぱり分からないから。』

面白かったのが、アルバムには大満足で達成感も十数年ぶりというノエルが、ライブが不安だとこぼしていたことです。バンドでなく、ソロで活動というところでの責任を感じている部分もあるのでしょうか。

続いてリアムとオアシスについて語るノエル。

『でもそれがリアムって奴だからさ。誰が何を言おうが、自分たちのアルバムを作ってる最中であろうが、自分のやりたくないことは絶対やらないっていう。俺もあいつのそういう我儘にはつくづく疲れ果ててたんだ(深いため息)』

『そもそも俺にとってのオアシスってのは、スタジアム・ロックをやるためのバンドだったからさ。曲を書く時も、大勢の人々が集まったスタジアムで皆が一緒になって歌えるようなロックンロールを、っていうのが常に頭の隅にあったと思うし。でも今の俺にはそういう制約なんかないわけで、自分をそのまま出したスタイルで曲を書くことができるようになったっていうか。』

『俺の声ってもともとスタジアム向きじゃないからさ。だから、今の俺がスタジアム・ロックをやること自体が無意味なわけ。そういうロックンロールはリアムに歌わせるのが一番だからさ。』

そしてアルバムのテーマについて。

『1曲目からして"誰もが自分が今いる場所から逃げたいと感じてる"っていう逃亡の話で、"ザ・デス・オブ・ユー・アンド・ミー"も相手との逃避願望を歌ってるし、"~レコード・マシーン"は音楽によって自分の人生が変わる=以前の自分から脱出するっていう歌だし、"AKA...ホワット・ア・ライフ!"は自分の人生の幸福と不幸を秤にかけてここにいたほうがいいのか?それとも逃げたほうがいいのか?を自分に問う男の歌だし、"(ストランディッド・オン)ザ・ロング・ビーチ"は、その男が逃亡し続けたあげく楽園のビーチに流れ着いた、っていう歌だし』

"Everybody's on the run"から"Stop the clocks"までの10曲が本来の収録トラックなんですが、Everybody's~から始まってStop~に至るまでのストーリーが、今までのOASISとは違ったアルバム曲の一体感を生み出しています。

もちろん個々の曲にフォーカスをあてても、"OASISのメロディメーカー"だった頃から何一つ劣っておらず。

The Death Of You And Meはイントロからシャレた感じの映画に出てきそうなUKロックで、



聴いているとリズムにのって動き出しそうになる AKA...What a life!



そしてなにより一曲目の Everybody's on the Run がマジでかっこいいです。アルバムを聞き始めてすぐにノエルが帰ってきた感じがしました。OASIS時代からあった曲なので当たり前と言えば当たり前ですが・・・。

ロッキンオンでは、「最近ストレートなギター・ロックが売れないけどどう思う?」なんてインタヴューにも答えているので、ノエル好きな方はぜひ一度読んでみることをお勧めします。

2011/10/12

洋楽おすすめアーティスト Usher

今回はいま最も売れているR&Bシンガー、Usher(アッシャー)の名曲を紹介していきたいと思います。

まずはYouTube再生回数1億回超のモンスターソング、"DJ Got Us Falling In Love Again"。Pitbullをフィーチャリングに迎えた、Usherの楽曲の中でも世界中で最も人気がある名曲です。ソングライターは数多くの名曲を世に送り出しているMax Martin。ノリのいいエレクトロポップで、ファンならずとも聴いておきたい一曲です。

Usher ft. Pitbull - DJ Got Us Falling In Love Again


2曲目はアルバム"Raymond v. Raymond"収録の"More"です。アルバムが2010年の3月にリリースされた後、11月に音楽プロデューサーのRed Oneという人がRemixしてシングルカットされたんですが、そのヴァージョンがかなりおすすめです。

More (RedOne Jimmy Joker Remix)


続いてはBlack Eyed Peasのウィル・アイ・アムをフィーチャリングに迎えた大ヒットシングル"OMG"。2010年に世界で600万枚以上のセールスを記録しています。去年有線でずっと流れていたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。

Usher Feat. Will.I.Am - OMG


2004年リリース、15か国のチャートで1位を獲得した"Yeah!"

Yeah!


その他、ビルボードナンバーワンシングルの"Burn", "Confessions Part II", "U Got It Bad"など、名曲ぞろいです。

Burn


Confessions Part II


U Got It Bad




Raymond V Raymond Deluxe edition


2011/10/06

Nickelback 最新アルバム Here & Now 11月16日リリース

10月5日から、Nickelback最新作"Here & Now"の収録曲がiTunesで先行配信されています。

アルバムはワールドワイドで11月21日リリース予定、日本では一足先に、11月16日に手に入れることが出来ます。500万枚セールスのメガヒットアルバム、前作"Dark Horse"からちょうど3年ぶりのアルバムリリースですね。

雑誌のインタヴューで、チャド・クルーガーが先行シングルについて語っていて、
「今までにないくらいヘヴィーで、今までにないくらいメロディックな曲になるようにいろいろ試してみた。新しいアイディアを取り入れたりもしたから、聴いてくれた人は『ニッケルバックっぽくない』と感じる部分もあるかもしれないけど、きっと受け入れられると思うよ。」
という言葉を残しています。



先行シングルは公式サイトにて"When We Stand Together"と"Bottoms Up"を視聴することが出来ます。サイトはこちらです

今作もメロディアスなハードロックで、ファンとしてもかなり楽しみな一枚です。『ニッケルバックらしくないサウンド』とはどんな感じでしょうか。

収録曲は以下の通り。

1. "This Means War"
2. "Bottoms Up"
3. "When We Stand Together"
4. "Midnight Queen"
5. "Gotta Get Me Some"
6. "Lullaby"
7. "Kiss It Goodbye"
8. "Trying Not to Love You"
9. "Holding on to Heaven"
10. "Everything I Wanna Do"
11. "Don't Ever Let It End"

4つのコードだけで演奏する洋楽ヒットソングメドレーがすごい Axis of Awesome

4つのコードだけを使って、次々とポップソングを演奏していく動画が面白かったのでご紹介します。

Axis of Awesome - 4 Four Chord Song


彼らはオーストラリアのコメディトリオで、ラジオやYouTubeを通じて口コミで人気に火がついたようです。使っているコードは I - V - vi - IV (映像では E - B - C#m - A)の4つのみ。あとは36曲をひたすらメドレーで繋げていきます。

日本の曲でも出来そうですね。

彼らの曲のリストです。何曲知っているでしょうか。
Journey - DON'T STOP BELIEVIN'
James Blunt - YOU'RE BEAUTIFUL
Alphaville - FOREVER YOUNG
Jason Mraz - I'M YOURS
Mika - HAPPY ENDING
Alex Lloyd - AMAZING
The Calling - WHEREVER YOU WILL GO
Elton John - CAN YOU FEEL THE LOVE TONIGHT
Maroon 5 - SHE WILL BE LOVED
The Last Goodnight - PICTURES OF YOU
U2 - With or Without You
Crowled House - FALL AT YOUR FEET
Kasey Chambers - NOT PRETTY ENOUGH
The Beatles - LET IT BE
Red Hot Chili Peppers - UNDER THE BRIDGE
Daryl Braithwaite - THE HORSES
Bob Marley - NO WOMAN NO CRY
Marcy Playground - SEX AND CANDY
Men At Work - LAND DOWN UNDER
Banjo Patterson's Waltzing Matilda
A Ha - TAKE ON ME
Green Day - WHEN I COME AROUND
Eagle Eye Cherry - SAVE TONIGHT
Toto - AFRICA
Beyonce - IF I WERE A BOY
The Offspring - SELF ESTEEM
The Offspring - YOU'RE GONNA GO FAR KID
Pink - YOU AND YOUR HAND
Lady Gaga - POKER FACE
Aqua - BARBIE GIRL
The Fray - YOU FOUND ME
3OH!3 - DON't TRUST ME
MGMT - KIDS
Tim Minchin - CANVAS BAGS
Natalie Imbruglia - TORN
Five For Fighting - SUPERMAN
Axis Of Awesome - BIRDPLANE
Missy Higgins - SCARS

ちなみに、人気に火がついてから、よりクオリティが高くなったオフィシャルの動画も制作されています。



2011/10/01

洋楽ランキング 2011年10月

今回は、2011年10月8日付のビルボードシングルチャート、トップ10をご紹介します。

1. Moves Like Jagger - Maroon 5 Featuring Christina Aguilera

今週1位は、Maroon5、クリスティーナ・アギレラをフィーチャリングに迎えた"Moves Like Jagger"でした。タイトルのJaggerはローリングストーンズのフロントマン、Mick Jaggerです。この曲のヒットで、昨年リリースされた"Hands All Over"がこれを含めた形で再リリースされました。



2. Someone Like You - Adele

2位はイギリスのシンガー、アデルの"Someone Like You"です。1月リリースながら、まだチャート上位というかなりのロングヒットシングルです。今年のアワードではかなり彼女を見ることになりそうです。



3. Pumped Up Kicks - Foster The People
4. Party Rock Anthem - LMFAO Featuring Lauren Bennett & GoonRock
5. Stereo Hearts - Gym Class Heroes Featuring Adam Levine

5位はMaroon5のヴォーカル、アダム・レヴィーンをフィーチャリングに迎えた、Gym Class Heroesの"Stereo Hearts"です。



6. Lighters - Bad Meets Evil Featuring Bruno Mars

6位はエミネムとRoyce Da 5'9"(ロイスダナインファイヴ)のユニット、Bad Meets Evilの"Lighters"です。ブルーノ・マーズもフィーチャリングで参加しています。



7. Cheers (Drink To That) - Rihanna

7位はリアーナ、Loudからの7枚目のシングルカット曲、"Cheers (Drink To That)"です。Avrilの"I'm with you"をサンプリングしています。



8. You And I - Lady Gaga
9. You Make Me Feel... - Cobra Starship Featuring Sabi
10. Sexy And I Know It - LMFAO