1970年代のアメリカ音楽は、さまざまなジャンルが発展し、新たな音楽スタイルが次々と登場した時代です。以下に、この時代の主要なジャンルとその特徴を紹介します。
■ヘヴィメタル
1960年の終わりから1970年代にかけて発展した主要なジャンルの一つがヘヴィメタルです。ブラック・サバス、レッド・ツェッペリン、ディープ・パープルなどが当時の主要なヘヴィメタルバンドでした。
■ソフトロックとシンガーソングライター
1970年代は、シンガーソングライターやソフトロックアーティストが人気を博しました。カーペンターズ、ジェームス・テイラー、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェル、ジャクソン・ブラウンなどがその例です。
■ディスコ
1970年代半ばから後半にかけて、ディスコが大流行しました。ディスコは、ダンスミュージックであり、ビートに乗ることが特徴です。ドナ・サマー、ビージーズ、グロリア・ゲイナー、シック、KC & ザ・サンシャイン・バンドなどが当時の主要なディスコアーティストでした。
■パンク・ロック
1970年代後半には、パンク・ロックが登場しました。反体制的な姿勢やシンプルでエネルギッシュな音楽が特徴で、ラモーンズ、セックス・ピストルズ、クラッシュ、ブロンディなどが著名なパンクバンドです。
■ニュー・ウェイブ
1970年代後半から1980年代初頭にかけて、ニュー・ウェイブが登場しました。これは、パンク・ロックから派生した音楽で、エレクトロニックやポップ要素を取り入れたスタイルが特徴です。トーキング・ヘッズ、エルヴィス・コステロ、ブロンディ、デヴォなどが著名なニューウェイブのアーティストです。
■カントリーロックとアウトローカントリー
1970年代には、カントリーロックやアウトローカントリーが発展しました。これらのジャンルは、カントリー音楽にロックの要素を取り入れたもので、イーグルス、リンダ・ロンシュタット、ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングスなどが代表的なアーティストです。
■ファンクとソウル
1970年代には、ファンクとソウルミュージックが引き続き人気でした。ジェームス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、アース・ウィンド・アンド・ファイア、カーティス・メイフィールド、マーヴィン・ゲイなどが当時の主要なアーティストです。
■レゲエ
1970年代には、ジャマイカ出身のボブ・マーリーをはじめとするレゲエアーティストがアメリカで人気を博しました。レゲエは、リズミカルで独特なビートと、社会的なメッセージを込めた歌詞が特徴です。
■プログレッシブ・ロック
1970年代には、プログレッシブ・ロックが人気を博しました。これは、複雑な曲構成や高度な演奏技術を特徴とする音楽で、イエス、ジェネシス、エマーソン・レイク・アンド・パーマーなどが代表的なアーティストです。
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