2014/12/29

2014年の洋楽 押さえておきたい5曲

Taylor SwiftやOne Directionなど、日本でも洋楽アーティストがなにかとクローズアップされていた2014年。

今回は普段あまり洋楽を聴かない方も、これだけは押さえておいて損はない5曲を厳選してご紹介します。洋楽マニア向けではなく、ライトに聴ける曲を集めてみました。

Check it out!



Happy - Pharrell Williams





1曲目は、映画"Despicable Me 2"(邦題:怪盗グルーのミニオン危機一髪)の劇中に使用されていた、Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)の"Happy"です。

映画は2013年全米興行収入4位と大ヒット、楽曲も2013年の11月にシングルとしてリリースされ、その後数か月で世界20か国以上のチャートで1位を獲得するなど、まさに2014年を代表するヒット曲でした。

構成は Pharrell のファルセットボイスが特徴的なネオソウルナンバーで、『とにかくハッピーなんだ』と綴る歌詞やファンキーなメロディーライン、PV全てから『ハッピー』がビリビリ伝わってくる楽曲です。

俺って最高にハッピー、だから一緒に手を叩こうぜ。悪いニュースが来たって、なにがあったって、誰が来たって俺はハッピーなままさ!という、なんとも素晴らしい歌です。



Shake It Off - Taylor Swift





2曲目は8月リリース、Taylor Swiftの"Shake it off"です。

2014年の6月にも来日し、1日限りだったものの、日本においてもさいたまスーパーアリーナを即日SOLDOUTさせる人気を誇るTaylor Swift。

10月にリリースされたアルバム"1989"からのリードシングルで、7週にわたってビルボードのシングルチャートで1位を獲得しています。

楽曲センスや歌唱力もさることながら、モデル並みのスタイルやルックスからか、2014年は特に彼女のゴシップ記事で巷がにぎわっており、パパラッチやゴシップ誌に追いかけまわされることに対してのストレスが、"1989"の楽曲制作にも大きな影響を及ぼしています。

"Shake It Off"も、Taylor Swiftが自身を批判する相手へ向けて書いたもので、

『人生の全ていちいちをとりあげられるのにはもうウンザリなの。私の選択だとか、行動とか、言葉とか、体とか、スタイルとか、音楽とかあれこれね。こんな監視されてるような毎日で暮らしたら、壊れちゃうか、うまくごまかすようになるかどっちかしかないわ。』

『結局、どううまく処理するかって、もうShake it off(振り払っちゃう)しかないでしょう。』

とコメントを残しています。



Dark Horse - Katy Perry ft. Juicy J





3曲目はKaty Perryの"Dark Horse"です。

Kety Perry得意のテクノポップにJuicy Jによるラップがフィーチャーされたナンバーで、世界20か国以上のチャートでTop10入り、約800万枚のセールスを記録しています。

楽曲は2013年の12月にリリースされ、2014年の9月まで52週にわたってビルボードのTop100に残り続けていました。また、11月に行われたアメリカの歴史ある音楽賞 American Music Awards にて Single of the Year を受賞しています。

2014年はアルバムリリースもなく、アワード等でしか話題にならなかった Katy でしたが、現在はワールドツアーを行っていることもあり、日本での公演も期待されているところです。



Stay With Me - Sam Smith





4曲目は、2014年に新星の如くシーンに現れた、イギリス人アーティスト Sam Smith の"Stay With Me"です。

2012年から活動を始め、その歌声と表現力により各所で注目を集めてきた Sam Smith、2014年5月にリリースしたアルバム"In the Lonely Hour"は、Taylor Swiftの"1989"に続いて今年USで最も売れたアルバムとなりました。

彼はイギリス人アーティストとしては史上初となる、グラミー賞主要4部門全てにノミネートされており、2月に予定されている授賞式では、Adeleに続いてイギリス人アーティストの伝説となるかもしれません。

Sam Smith の名前は覚えておいて損はないでしょう。



Let It Go - Idina Menzel





5曲目は説明不要の大ヒット曲、アカデミー賞でも音楽賞を受賞した、映画Frozen(邦題:アナと雪の女王)のテーマソング、"Let It Go"です。

本家Frozenのアルバムは、サウンドトラックとしては実にタイタニック以来となるビルボード年間チャートで1位を獲得、USでは370万枚、また、日本では12月時点で98万枚の売り上げを誇る大ヒット作となっています。

おそらく、今年最も日本で聴かれた洋楽ではないでしょうか。


5曲いかがだったでしょう。Let It Go は今さら入れる必要もないかなと思いつつも、間違いなく2014年を代表する1曲でもあり、悩んだ末入れてしまいました。

もう少し気になる方はこちらの記事もどうぞ。

第57回グラミー賞(2014 - 2015)主要部門ノミネート一覧と受賞予想

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